Electronics Information Service

組込みシステム技術者向け
オンライン・マガジン

MENU

SOLUTION

マウザーがSTマイクロ社の「BlueNRG-2N」「BlueNRG-LP」の取り扱いを開始

2020.10.30  3:14 pm

マウザーがSTマイクロ社の「BlueNRG-2N」「BlueNRG-LP」の取り扱いを開始

ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス(本社:米国テキサス州マンスフィールド)は、STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics、以下: ST)社の2つの新しいBlueNRG無線通信製品の取り扱いを開始しました。
ワイヤレスネットワークコプロセッサ「BlueNRG-2N」とワイヤレスシステムオンチップ(SoC) 「BlueNRG-LP」は、いずれもホームオートメーションや産業用オートメーション、スマート照明、フィットネス/ウェルネス機器、セキュリティ、携帯電話周辺機器などのアプリケーションで、 Bluetooth® Low Energy通信を可能にします。
  
BlueNRG-2Nは、Bluetooth 5.0認証取得済み、Bluetooth Low Energy 4.2準拠のワイヤレスネットワークコプロセッサで、Arm® Cortex®-M0コア、パワーマネージメント、クロック、Bluetooth Low Energy無線、乱数発生器、外部マイクロコントローラインターフェイス(SPI/UART)、および公開鍵暗号を搭載しています。Bluetooth Low Energyスタックは、組み込みARMコアで実行し、オンチップ不揮発性フラッシュメモリに格納されます。また、スタックは、SPI/UARTだけでなく専用のST社のソフトウェアツールを使用して簡単にアップグレードできます。
  
BlueNRG-2Nコプロセッサは、消費電力の低減に貢献し、最新のBluetooth機能のサポートを追加することで、データスループットを向上し、プライバシーとセキュリティを強化します。デバイスは、ホストコントローラに接続することにより、ホストシステムの性能、機能、コストを個別にスケーリングすることができます。
  
BlueNRG-2Nコプロセッサの詳細については、https://www.mouser.com/new/stmicroelectronics/stm-bluenrg-2n-coprocessors/をご覧ください。
  
  
BlueNRG-LPワイヤレスSoCは、先進の2.4GHz RF無線IPを搭載した超低消費電力プログラマブルソリューションで、超低遅延アプリケーションに最適です。BlueNRG-LP SoCは、Bluetooth Low Energy 5.1に準拠しており、ポイントツーポイント接続とBluetooth MeshネットワーキングIPに対応し、2Mbpsの高スループットと通信距離の拡大を提供します。デバイスには、64MHz Arm Cortex M0+マイクロコントローラとBlueNRGコアコプロセッサ(DMAベース)が搭載されており、Bluetooth Low Energyのタイミングクリティカルな動作を実現します。BlueNRG-LPは、256kBのフラッシュメモリや64kBのRAMなど、高速で柔軟なメモリタイプを提供します。
  
BlueNRG-LP SoCの詳細については、https://www.mouser.com/new/stmicroelectronics/stm-bluenrg-lp-soc/をご覧ください。