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2022年第1四半期の電子システム設計業界売上は12.1%増加―SEMI ESDA Allianceのレポートで明らかに

2022.7.12  3:50 pm

2021年第4四半期の電子システム設計業界売上は14.4%増加―SEMI ESD Allianceのレポートで明らかに

SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は7月11日(米国時間)、SEMI技術コミュニティのESD Alliance(*1)が発行した最新の電子設計市場データ(*2)(EDMD)に基づき、2022年第1四半期の電子システム設計(ESD)業界の売上が、2021年第1四半期の31億5770万ドルから、35億4050万ドルへ12.1%増加したと発表しました。直近の4四半期の移動平均は、その前の4四半期と比較して14.5%増となります。

SEMI EDMDレポートのエグゼクティブスポンサーであるWalden C. Rhines(ウォルデン・C・ラインズ)氏は次のように述べています。
「ESD業界は2022年第1四半期も二桁成長を継続し、四半期の売上は過去最高の35億4050万ドルに到達しました。コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)、プリント回路基板(PCB)及びマルチチップモジュール(MCM)、半導体知的財産(SIP)、サービスのいずれのカテゴリーも第1四半期の売上を伸ばしています。地域的には、南北アメリカ、日本、アジア太平洋(APAC)のいずれもがプラス成長となりました」
       
EDMDレポートが調査した全企業の従業員数は、2021年第1四半期の49,024人から2022年第1四半期には51,328人へ4.7%増加しました。2021年第4四半期との比較では0.2%増となります。
      
EDMD四半期レポートは、カテゴリー及び地域別の詳細な売上情報を提供しています。

製品及びアプリケーションカテゴリー別四半期売上

  • CAE:前年同期比14.8%増の11億1820万ドル。4四半期移動平均では12.5%増。
  • ICフィジカル設計および検証:前年同期比7.5%増の6億3120万ドル。4四半期移動平均では2.5%減。
  • PCBおよびMCM:前年同期比1.4%増の2憶9330万ドル。4四半期移動平均では11.4%増。
  • SIP:前年同期比23.7%増の13億7650万ドル。4四半期移動平均では26.5%増。
  • サービス:前年同期比22.7%増の1億2140万ドル。4四半期移動平均では24.9%増。

地域別ESD製品およびサービス四半期購入額

  • 南北アメリカ:前年同期比18.5%増の15億2270万ドル(地域別で最大)を購入。4四半期移動平均では18%増。
  • EMEA:前年同期比3%減の4憶3410万ドルを購入。4四半期移動平均では8.1%増。
  • 日本:前年同期比1.8%増の2億6350万ドルを購入。4四半期移動平均では2.5%増。
  • APAC:前年同期比13.2%増の13億2030万ドルを購入。4四半期移動平均では15.6%増。

SEMI市場調査レポートについては、こちら(*3)のウェブページをご覧ください。
*1) https://www.semi.org/en/communities/esda
*2) https://www.semi.org/jp/products-services/market-data/electronic-design-market-data
*3) https://www.semi.org/jp/products-services/purchase-market-reports

SEMI
www.semi.org