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ams OSRAMが自動車標識灯向けLEDの新しいSYNIOS® P1515ファミリーを発表、RCLアプリケーションにおいて極めて均一で滑らかな発光を実現

2024.1.25  5:11 pm

ams OSRAMが自動車標識灯向けLEDの新しいSYNIOS(R) P1515ファミリーを発表、RCLアプリケーションにおいて極めて均一で滑らかな発光を実現

自動車標識灯アプリケーション向けの堅牢で効率の高い小型LED

ams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:針田靖久)は設計を簡素化し、実装が容易で、長尺のライトバーやその他自動車のリア照明用途において均一発光を実現できる、低消費電力の側面発光型LEDシリーズを発表しました。
       

SYNIOS® P1515

今日、自動車のリアコンビネーションランプ(RCL)は、目に見える暗点や輝点を生じることなく、従来の上面発光型LEDの明るい光点を拡散させるために、ディフューザーやライトガイドで構成される複雑で奥深い光学アセンブリを必要とします。
       
上面発光型LEDを側面発光型SYNIOS(R) P1515で置き換えることで、自動車メーカーは車両の幅全体にわたり、滑らかで均質な外観を実現することができます。上面発光型をベースとしたものと同じ数のLEDを使用して、ずっと薄型でよりシンプルな光学アセンブリでRCLやターンインジケーターを構築することができます。これにより、新しいRCLのデザインにおいて、ドラマチックで個性的な形状を生み出す新たな可能性が生まれます。
       
あるいは、上面発光型LEDと同じ光学スタックの深さとしながらも、大幅に少ない数のLEDおよびLEDドライバで、均質な外観を達成することができます。このオプションの場合には照明メーカーは部品コストの削減とよりシンプルな回路構成からメリットを得ることができます。
      
ams OSRAMの自動車外装照明担当製品マーケティングマネージャーであるMichael Lobenhoferは次のように述べています。
「この側面発光型のイノベーション導入により、低コストで優れた光学性能を実現することができ、ams OSRAMは自動車のリア照明メーカーに新たな価値をもたらします。ams OSRAMのシミュレーションによると、SYNIOS® P1515をベースとした設計は、上面発光型をベースとした同等の設計と比較して、必要なLEDユニットとドライバの数を66%も減少でき(*1)、同時に非常に高レベルの均質性を維持することができます。また、SYNIOS® P1515 LEDの革新的な応用方法により、非常に洗練された新しいリアライトバーのデザインが可能になり、目の肥えた消費者に対して美しいデザインをアピールすることができます」
       
AEC-Q102準拠のSYNIOS(R) P1515 LEDは、デバイス側方周囲360°に均一に光を出力します。LED上部からも発光しますが、側面より低光量で、輝点や暗点のない長尺のリアライトバーなどのアプリケーションを容易に可能にします。
        
SYNIOS® P1515 LEDの側面発光パターンは、ams OSRAM独自の光学パッケージング技術によって実現されています。ams OSRAMの側面発光型LEDは、高性能な車載ディスプレイ用のバックライトですでに広く使用されています。
      
詳細
https://ams-osram.com/products/product-families/synios-p1515#automotive-mobility

(*1)ams OSRAMが社内で実施したシミュレーションに基づく