Electronics Information Service

組込みシステム技術者向け
オンライン・マガジン

MENU

SOLUTION

アンビックが2024年の「IoTセミコンダクター・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」に選出される

2024.1.12  4:27 pm

アンビックが2024年の「IoTセミコンダクター・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」に選出される

バッテリー駆動のIoTエンドポイントデバイス向けに、エネルギー効率を数倍に高める超低消費電力の半導体ソリューションを提供するアンビック(Ambiq®、本社:米テキサス州オースティン、CEO:江坂文秀)は、世界のIoT市場におけるトップ企業、技術、製品を表彰する大手市場情報組織であるIoTブレークスルーから、2024年の「IoTセミコンダクター・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを1月12日に発表しました。
     
アンビックは、最も低消費電力でエネルギー効率の高い半導体を製造し、メーカーが10倍以上の演算能力を備えたIoT製品を拡張して、より高度な機能や高度なAI機能を実現できるよう支援しています。アンビックの製品は、すでにAIを活用して、音声、ジェスチャー、健康データに基づいたリッチなユーザー体験を構築することができます。近い将来、私たちは個人用ウェアラブルデバイスと自然言語で会話できるようになり、ウェアラブルデバイスを利用して周囲のデータを感知・強化し、個人データに基づいた提案を行うことができるようになります。データをクラウドに送信することなく、手首のデバイスからすべてを実行できるようになるでしょう。
     
アンビックのCEOである江坂文秀は、次のように述べています。
「アンビックは、日用品をよりスマートに、より直観的にして、日常生活の向上に組み込むことで、AIの民主化という革命を推進しています。IoTブレークスルーには私たちのミッションとテクノロジーを評価していただき、感謝しています。当社のテクノロジーは、あらゆる場所でインテリジェントデバイスを実現するという究極の目標を達成するために、猛烈なスピードで進化し続けます」
     
IoTブレークスルーのマネージングディレクターであるスティーブ・ヨハンソン(Steve Johansson)氏は、次のように述べています。
「アンビックは、電力効率とAIのメリットをIoTデバイスにもたらすことで、オンチップの電力利用に革命をもたらしました。携帯電子機器の増加により、使用する電力とその使用方法を削減することが求められています。アンビックを『IoTセミコンダクター・カンパニー・オブ・ザ・イヤー』に選出できたことをうれしく思います。世界で最もエネルギー効率の高いソリューションを提供することで、実証済みのテクノロジーと製品性能-特にSPOT-は、エンドポイントAIの可能性について、状況を一変させました」
     
特許取得済みのSPOT®(Subthreshold Power Optimized Technology)プラットフォームは、チップ設計のインフラで使用される幅広い技術において、前例のないエネルギーレベルでの計算能力の大幅な向上を可能にします。SPOTは、業界標準のCMOS製造フローを使用して製品が他の半導体デバイスと同様に動作できるようにし、システム全体の消費電力を1mW以内に削減することでエンドポイントでのAIの実現を支援します。
      
・IoTブレークスルーについて
IoTブレークスルーアワード・プログラムは、グローバルな技術革新とリーダーシップのためのマーケットインテリジェンスと評価プラットフォームであるTechブレークスルーの一環として、IoT技術、サービス、企業、製品の優秀さを表彰するプログラムです。IoTブレークスルーアワード・プログラムは、コネクテッドホーム、ホームオートメーション、コネクテッドカー、産業用IoT(IIoT)、スマートシティ、コンシューマIoTなどのカテゴリにおけるIoT企業や製品の業績を公に表彰するフォーラムを提供しています。
詳細 IoTBreakthrough.com
    
アンビック
www.ambiq.com