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アンビックがデジタルヘルスインテリジェンスを強化するAIベースのHeartKitを発表

2023.5.9  5:22 pm

アンビックがデジタルヘルスインテリジェンスを強化するAIベースのHeartKitを発表

アンビックのAIソフトウェア開発キット(SDK)neuralSPOT®をベースに構築されたHeartKitTMが、効率的なリアルタイムの心臓モニタリングアプリケーションを実現

アンビック(Ambiq®、本社: 米テキサス州オースティン)は、neuralSPOTのModel Zooの新製品、HeartKitを発表しました。HeartKitは高度に最適化されたAIモデルで、様々なリアルタイムの心臓モニタリングアプリケーションの実行を可能にし、ユーザーとその医療提供者が異常な出来事を迅速に特定して必要な措置を取ることを支援します。
アンビックのすべてのModel Zooコンポーネントと同様に、HeartKitにはスクリプトとツールが含まれており、AI開発者はヘルステック・アプリケーションにリアルタイムのECGモニタリング機能を追加することができます。
     
臨床グレードの遠隔患者モニタリングから商業グレードの健康およびフィットネスアプリケーションにいたるまで、AIモデルの開発によりパーソナライズされた健康モニタリングは広く普及しています。主要な消費者向け製品のほとんどは、一般的なタイプの心臓不整脈に対して同様の心電図(ECG)を提供しています。
アンビックのHeartKitは、1リードのECGデータを分析して、心臓不整脈の検出や心拍数変動指標の取得など、さまざまな心臓アプリケーションを実現できることを実証するリファレンスAIモデルです。さらに、個々の拍動を分析することで、心房や心室に起因する期外収縮や異所性収縮など不整脈を特定することができます。
      
アンビックのAI担当バイスプレジデントのカルロス・モラレス(Carlos Morales)は次のように述べています。
「アンビックのHeartKitは、IoTエンドポイントデバイス向けのAIベースの心臓モニタリングの最も包括的なオープンソースTinyMLTM実装と言えるでしょう。高度に最適化されたAIモデルにより、開発者はわずか数分でアンビックのApollo4 Plus SoCを使用したヘルステック・アプリケーションを実現することができます」
     
最新のマルチヘッドネットワークアーキテクチャとアンビックの低消費電力SoCを活用することで、モデルは効率的で説明可能、拡張可能となるように設計されています。事前に訓練されたモデルはアンビックのプラットフォームですぐに使用できますが、必要に応じてカスタマイズしたモデルを訓練、変換、展開するためのソフトウェアも含まれています。HeartKitは、デプロイメントや開発を容易にするため、制約のないBSD-3ライセンスでリリースされています。
現在、テクニカルプレビューとしてダウンロード可能、AI開発をすぐに始めることができます。
https://github.com/AmbiqAI/heartkit
    
アンビック
www.ambiq.com