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STマイクロエレクトロニクスがLED照明設計の簡略化と柔軟性向上に貢献する1チップのデジタル電源制御ICを発表

2022.5.16  4:25 pm

STマイクロエレクトロニクスがLED照明設計の簡略化と柔軟性向上に貢献する1チップのデジタル電源制御ICを発表

STマイクロエレクトロニクスは、高集積・小型のデジタル電源制御IC「STNRG012」を発表しました。同製品は、先進的な歪み軽減技術を採用し、LED照明に最適なソリューションを提供します。
       
STNRG012は、マルチモードのPFC(力率改善)コントローラ、共振ハーフブリッジ・コントローラ、および800Vの起動回路を搭載し、デジタル・エンジンによって制御されます。PFCコントローラは、臨界モード、不連続導通モード(DCM)、およびバレー・スキッピング・モードを動的に切り替えることで、最適な効率を実現します。ハーフブリッジ・コントローラは、STの特許取得済みのタイムシフト制御(TSC)により、正確なソフト・スイッチングを実行します。
        
最大305VACの入力電圧範囲を持つSTNRG012は、DC電源でも動作可能なため、最大300Wのバッテリ駆動およびAC電源駆動アプリケーションに使用可能です。
        
デジタル・エンジンは、8bitコアで動作し、最適化された制御アルゴリズムを実行します。また、高速のイベント駆動型ステート・マシン(SMED)ペリフェラルを介して、PFCとハーフブリッジ回路を制御します。パワー・マネージメントやバースト・モード・エンジンなどの専用ハードウェアIPブロックを搭載しているため、堅牢な動作が可能で、待機時の消費電力を最小限に抑えます。ハードウェアによって制御されるハーフブリッジのサージ保護や共振外れ防止などのシステム安全機能を内蔵しているため、高速で動作するとともに、優れた信頼性を実現します。
        
STNRG012は、内蔵の不揮発性メモリ(NVM)に動作パラメータと補正係数を保存できるため、製造時に設定のカスタマイズや機器のプログラミングが可能です。デジタル・プログラミングにより、設定用の外付け部品が不要になり、部品コストの削減や、回路の小型化に貢献します。また、モニタリングおよび通信用にUARTポートを搭載しているため、テストの簡略化とリアルタイムでの管理が可能になり、信頼性の向上に貢献します。
     
STNRG012は現在量産中で、20ピンのスモール・アウトライン・パッケージ(SO-20)で提供されます。単価は、1000個購入時に約2.08ドルです。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/ja/power-management/resonant-controllers.html?icmp=tt26391_gl_pron_may2022

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