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CEVAが新たなセンサフュージョン・ソフトウェア「MotionEngine™ Hear」発表

2020.9.28  5:36 pm

CEVAが新たなセンサフュージョン・ソフトウェア「MotionEngine Hear」発表

TWSイヤホンや各種ヒアラブル・デバイスのユーザー体験を強化し、多彩な利用シーンに対応

(2020年9月22日 米国カリフォルニア州マウンテンビュー)
CEVA, Inc.は本日、センサやプロセッサの種類を問わないヒアラブル・デバイス向け組込みソフトウェア・ソリューション「ヒルクレスト・ラボ MotionEngine™ Hear 」を発表しました。
  
SoC(システム・オン・チップ)ベンダー、OEM・ODM各社の開発現場でMotionEngineHearを利用することにより、スムーズな操作のユーザー・インターフェイスやジェスチャーコントロール、アクティビティ・トラッキング、空間音響(スペーシャル・オーディオ)を実現できます。これらの機能はTWS(完全ワイヤレス・ステレオ)イヤホン、オーディオ・ヘッドセット、補聴器、AR(拡張現実)グラスなどの高機能パーソナル・オーディオ機器で使用できます。
また、このMotionEngine Hearは、ヒアラブル・デバイス向けのBluetooth SoCやMCUとして組み込まれるDSPの CEVA-BX1 およびCEVA-BX2をはじめとして、Arm Cortex-Mシリーズ、RISC-Vコアなどにも対応します。
MotionEngine Hearは、STMicroelectronics、Bosch-Sensortec、TDK InvenSenseなど大手センサメーカーから市販されている加速度計やジャイロスコープ、近接センサを幅広くサポートしています。
  
MotionEngine Hearは、タップ操作や耳装着検出、歩数計、歩行・走行・静止の動作識別、ヘッドトラッキング(頭部の動きのトラッキング)など、センサを用いたユーザー・インターフェイスやジェスチャー、アクティビティ・トラッキングの各種機能を豊富に取り揃え、空間音響アプリケーションを実現します。
このソフトウェアは広範な耐久試験をクリアしており、大手OEMサプライヤー製のTWSイヤホンを比較対象としたベンチマークテストでは、タップやダブルタップの精度、耳装着検出といった主要性能で従来のソリューションを上回っています。
  
TWSイヤホンを始めとするヒアラブル・デバイスの需要は増加傾向にあり、英調査会社 WiFore Wireless Consultingの予測によれば、こうしたデバイスの出荷台数は2025年までに6億3000万セットを突破する見込みです。Qualcommが先ごろ発表したレポート「State of Play Report 2020」(現況レポート2020)によると、ワイヤレス・ヘッドホンやイヤホンに関してコンテキスト・アウェアネスが消費者の注目を集めています。このコンテキスト・アウェアネス機能は、ユーザーの動作やデバイスの状態に自動的に適応することで、バッテリーの長寿命化やユーザー体験の充実につながります。
MotionEngine Hearソフトウェアは、こうしたコンテキスト・アウェアなデバイスに不可欠なセンサ利用機能を搭載しつつ、システム全体の消費電力は1ミリアンペア未満に抑えられています。

CEVAのセンサフュージョン事業部バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ChadLucienは、次のように述べています。
「現在、TWSイヤホンなどヒアラブルデバイスの利用シーンは、音楽鑑賞や通話にとどまりません。最近の消費者は、フィットネスやエンターテインメント、AR、ゲーミングの機能搭載など、これまで以上に直感的でコンテキスト・アウェアなデバイスを期待しています。当社のMotionEngine Hearソリューションは、こうしたデバイスに堅牢な高精度モーションセンシング機能を追加する際の技術及び性能上の重要課題に対処しており、お客様各社にとっては、この有望市場でのイノベーションに道を開くことになります」
  
MotionEngine Hearは、以下の2つのバージョンがあり、どちらもお客様の要件に柔軟に対応します。

MotionEngine Hear Core
 ・歩行・走行・静止など動作識別機能によるコンテキスト・アウェアネスに対応
 ・タップとダブルタップによるUI操作の向上
 ・加速度計のみの耳装着検出で再生操作と省電力を実現
 ・歩数計、アクティビティ検出、距離・カロリー推定機能でフィットネス動作をトラッキング
 ・センサ要件:加速度計のみ

MotionEngine Hear Premium(Coreバージョンの全機能に加え、以下の機能も搭載)
 ・高精度の3Dヘッドトラッキングによる空間音響を基本的にサポート
 ・加速度計と近接検出の両方または一方のみを使った先進の耳装着検出
 ・センサ要件:加速度計、ジャイロスコープ、近接センサ
  
  
MotionEngine Hearは、本日よりライセンス供与を開始します。
詳細 https://www.ceva-dsp.com/product/motionengine/