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アナログ・デバイセズのマイコンとジェスチャセンサーを使用した光学式非接触ユーザーインターフェースをマクニカとQuantumCoreが共同開発

2021.2.15  3:54 pm

アナログ・デバイセズのマイコンとジェスチャセンサーを使用した光学式非接触ユーザーインターフェースをマクニカとQuantumCoreが共同開発

アナログ・デバイセズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長)の販売代理店、株式会社マクニカ アルティマ カンパニー(神奈川県横浜市)と、株式会社QuantumCore(東京都品川区)が、カメラを使わない光学式非接触ユーザーインターフェースを実現するエッジAI端末を共同開発したことを発表しました。
本製品は、アナログ・デバイセズの超低消費電力マイコン「ADuCM4050」および光学式ジェスチャセンサー「ADUX1020」とエッジAIアルゴリズムを組み合わせ、リアルタイムキャリブレーション機能を持った非接触ユーザーインターフェースを実現したものです。
   

本製品の主な特長

  • アナログ・デバイセズの超低消費電力マイコン「ADuCM4050」にAFE、ADC、LEDドライバ、タイミングコアを内蔵した光学式ジェスチャセンサー「ADUX1020」を接続し、1つのIR LEDでユーザーの手に反射したLED光の反射波形を「EdgeQore Lite」がリアルタイムに解析し、ボタン位置やジェスチャを認識。
  • QuantumCoreによる省メモリエッジAIソリューション「EdgeQore Lite」を用いて、マイコン上で6つのAIモデルのリアルタイム学習および推論を同時に実行でき、従来難しかった光学式センサーのみでの複雑な非接触ユーザーインターフェースを実現。
  • カメラを使わないことで小型化や低消費電力、プライバシーへの配慮が可能。
  • エッジ端末でのリアルタイム学習を活用し、自由度の高いレイアウトや新しいジェスチャの学習、ユーザーの手の癖などを簡単に覚えさせるキャリブレーション機能も実現。
  • 不特定多数が触れるインフラ、民生、産業機器、医療機器など、幅広いユーザーインターフェースを非接触化することが可能。

QuantumCore代表取締役の秋吉信吾氏は、次のように述べています。
「QuantumCoreではレザバーコンピューティングによる省メモリマイコンでのフル機能の高精度エッジAI技術を保有し、時系列データを用いたAI関連技術ソフトウェアの開発やカスタマイズを承っております。これまで弊社技術では画像データをカバーしてこなかったため、動きに関するタスクにおいてカメラを用いる場合は深層学習との組み合わせが必要で、エッジでのリアルタイム学習や小型化、省電力化は難しいところがありました。今回、アナログ・デバイセズの光学式ジェスチャセンサーを用いることで、弊社の時系列解析技術だけでの実装が可能になり、特に映像そのものを目的としない場合、カメラを使わない選択肢を幅広く用意できました。またこのセンサーは、1つのIR LEDでありながら非常に高精度なデータの取得ができるため、弊社技術の特徴である少量データによる高精度なリアルタイム学習との組み合わせで、高度な解析が可能なソリューションを提供できると考えています」
   
マクニカ アルティマ カンパニーアナログソリューション事業部事業部長の沢田 和幸氏は、次のように述べています。
「今回、QuantumCore社のレザバーコンピューティングによる高精度エッジAI技術を、アナログ・デバイセズマイコンとジェスチャセンサーを使用することで、ハンドジェスチャーのみならずフィンガジェスチャ認識にも、カメラ不要で実現可能なソリューションが完成したことを非常に嬉しく思っております。非接触ユーザーインターフェースをご検討のお客様の課題解決にお役立ていただけるよう展開していきたいと考えております」

ADUX1020
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