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STマイクロエレクトロニクス、STM32マイコンを使ったシステム開発期間を短縮する小型で便利なSTLINK-V3MINIデバッグ・プローブを発表

2019.7.29  1:10 pm

STマイクロエレクトロニクス

STM32マイクロコントローラ向けアプリケーションのアップロードとデバッグをどこででも実行可能に

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、STLINK-V3SETの優れた機能とスタンドアロン型の利便性を持ち、プログラミングの迅速化と使いやすさを実現した新しいデバッグ・プローブのSTLINK-V3MINIを発表しました。このデバッグ・プローブの価格は、わずか9.75ドルです。

この小型の携帯型プローブを使用すると、STM32マイクロコントローラ向けアプリケーションのアップロードとデバッグをどこででも行うことができます。
このプローブは、STのSTDC14デバッグ・ケーブル(14ピン)を採用し、Virtual COM Port(VCP)といった高度な機能に対応しています。VCPにより、デバッグの迅速化と精度向上のためにホストPC上で動作時のデータを簡単にモニタできるなど、利便性と柔軟性がさらに向上します。

また、STLINK-V3MINIはUSBマスストレージクラスにも対応しています。そのため、ドラッグ・アンド・ドロップによるプローブからのファイルの直接アップロードにより、新しいアイデアの試行、さまざまなアプリケーション・サンプルの実行が簡単になり、開発の簡略化に役立ちます。

さらに、STLINK-V3MINIには3Dプリンタ用のリファレンス・ファイルが付属しており、独自のプローブ・ケースを作製することも可能です。

STマイクロエレクトロニクス

STLINK-V3MINIは、STM32CubeProgrammerとスムーズに連携するとともに、Keil ® MDK-ARM、IAR™ EWARMといった市販の一般的な統合開発環境(IDE)や、STの無償IDE STM32CubeIDEを含むGCCベースのIDEに対応しています。
また、STLINK-V3MINIの下位のAPIにも自由にアクセスできるため、独自のテスト・プラットフォームへの統合も可能です。

STの第3世代プローブの強力な機能を備えたSTLINK-V3MINIは、9.75ドルと価格競争力に優れ、STのウェブサイトまたは販売代理店から入手可能です。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/ja/development-tools/stlink-v3mini.html

また、ブログ記事もご覧いただけます。
https://blog.st.com/stlink-v3set-in-circuit-debugger-programmer/

・問い合わせ先
 STマイクロエレクトロニクス株式会社
 マイクロコントローラ & デジタル製品グループ
 TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216  

 
■STマイクロエレクトロニクス株式会社
 http://www.st.com