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オンセミとNIO、次世代900V EVプラットフォームの加速に向け 戦略的協業を拡大

2026.4.30  7:42 pm

オンセミとNIO、次世代900V EVプラットフォームの加速に向け 戦略的協業を拡大

-2026.4.30発表-
オンセミは、次世代電気自動車(EV)プラットフォームの進化に向け、NIO Inc.(NYSE: NIO)との戦略的協業を拡大したことを発表しました。数年にわたるパートナーシップを基盤に両社は連携を強化し、オンセミの最新の「EliteSiC enhanced M3e」技術を活用して、NIOの400Vから900Vアーキテクチャへの移行を加速させます。
     
実走行における航続距離、充電、性能の向上を実現
オンセミの「EliteSiC enhanced M3e」技術は、ボディダイオード特性の改善によりスイッチング性能を向上させ、短絡耐量の高い堅牢性を維持しながらエネルギー損失(Eon)を低減します。これにより、システム出力の増大、熱性能の向上、ドライブトレイン全体の効率化につながります。結果として、ドライバーにとって以下のようなメリットをもたらします。

・パワートレイン内の熱損失を低減することで、1回の充電あたりの走行距離が延長
・高速道路走行時や高負荷時でも、より力強く安定した加速を実現
・高電圧・急速充電システムに対応し、充電時間を短縮
・過酷な使用環境下でも安定した動作を可能にする設計により、長期間にわたって信頼性の高い性能を提供

長年にわたるパートナーシップが400Vから次世代プラットフォームへ進化
今回の協業拡大は、オンセミのEliteSiC技術がNIOの400Vプラットフォームをサポートすることから始まった長年にわたるパートナーシップを基礎としています。その関係は、現在戦略的かつシステムレベルの連携へと発展しています。
現在、オンセミのEliteSiC技術は、NIOの900Vアーキテクチャへの移行を支える中核技術として採用されており、最新フラッグシップSUV「ES9」をはじめ、2026年北京モーターショーで初公開となるモデルにも搭載されています。
       
戦略的協業と業界の方向性についての経営陣の見解
オンセミ 社長兼CEOを務めるハッサーン・エルコーリー(Hassane El-Khoury)は、次のように述べています。
「電動化は、システム効率と拡張性が最重要となる新たなフェーズに突入しています。NIOとの協業拡大は、深いレベルでのエンジニアリング連携と、整合の取れた技術ロードマップが、高電圧アーキテクチャへの移行をいかに加速できるかを示す好例です。当社のEliteSiC技術を活用することで、次世代EVプラットフォームの高性能化、効率向上、そして迅速な市場投入が可能になります」
       
NIOのパワートレイン部門XPTのCEO、アラン・ゼン(Alan Zeng)氏は、次のように述べています。
「NIOは常に、インテリジェント電気モビリティの可能性を追求してきました。オンセミとの協業は、初期の400Vシステムから現在の900Vプラットフォームに至るまで、当社の技術ロードマップとともに進化してきたのです。オンセミのEliteSiC技術の性能と信頼性、そして緊密な技術的協業により、世界中のお客様へ、より効率的で高性能な車両を提供します」
      
次世代EV技術の拡大
両社の協業は、車両の電力負荷が増大する中、自動車メーカーと半導体企業の間で、より緊密な連携が進むという、自動車業界における大きな流れを反映しています。オンセミは、システムレベルでの統合を支援することで、お客様がスケーラブルかつ高性能な電気自動車プラットフォームを、より迅速かつ効率的に市場へ投入できるようサポートしています。これにより、開発の複雑性を低減すると同時に、実行スピードの向上を可能にします。
このアプローチは、自動車メーカーが、高電圧アーキテクチャおよび高度な電動ドライブシステムへと移行する中で、ますます重要性を増しています。

オンセミ
https://www.onsemi.jp/