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マウザー、トレンツエレクトロニック社とグローバル代理店契約を締結し、産業用グレードXilinxベースSoMの取り扱いを開始

2020.6.1  12:18 pm

最新の半導体及び電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス(Mouser Electronics、本社:米国テキサス州マンスフィールド、以下: マウザー)は、産業グレード用マルチ・プロセッサ・システム・オン・チップ(MPSoC)システム・オン・モジュール(SoM)メーカーのトレンツエレクトロニック(Trenz Electronic)社と、グローバルな代理店契約を締結したことを発表しました。本契約の締結により、マウザーはTrenz Electronic社の産業用グレードXilinx FPGAベースMPSoC SoMの販売を開始しました。デバイスは、あらゆるオンボード電圧に対応する優れたスイッチモード電源を搭載し、開発期間の短縮を実現する、高性能ソリューションです。

マウザーより購入可能な、Trenz ElectronicのTE0803 MPSoC SoMは、Xilinx Zynq UltraScale+ FPGA、最大8GBの64ビットDDR4 SDRAM、および128MBのフラッシュメモリを搭載しています。TE0803モジュールには、最大8個の高速シリアル・トランシーバ・ペア、および多数の構成可能なI/Oが提供されています。

TE0820 MPSoC SoMも、Zynq UltraScale+ FPGAをベースとしており、最大4GBの32ビットDDR4 SDRAMと最大128MBのSPIブートフラッシュメモリを搭載しています。モジュールは4cm×5cmのサイズで、4つの高速シリアルI/Oインターフェイスと132の高性能プログラマブルロジック(HP PL)I/Oを搭載しています。

TE0720 SoMは、Xilinx Zynq-7000 SoC、最大1GBのDDR3/L SDRAM、32MBのQuad SPIフラッシュメモリを搭載しています。モジュールは、USB物理層トランシーバとギガビットイーサネット物理層トランシーバを統合しています。

マウザーは、正規代理店として、新製品と新テクノロジーの早期投入に注力し、製品化期間の短縮を支援することで、お客様の競争優位性に貢献します。800社を超える半導体・電子部品メーカーが、マウザーを通して世界各国の市場に製品を送り出しています。マウザーは、各製造元メーカーからの完全なトレーサビリティのある、完全認定済み純正品のみをお客様に提供しています。

さらに詳しくは、https://www.mouser.com/manufacturer/trenz/をご覧ください。

・トレンツエレクトロニック(Trenz Electronic)について
Trenz Electronic GmbHは、1992年以来、エレクトロニクス業界の開発サービスプロバイダーとして事業を展開しています。提供サービスには、デザインインサポートや、一般に、製品仕様から、ハードウェアおよびソフトウェア設計、試作、製造までのすべてのステップをカバーするターンキー設計があります。
Trenzは、高速データ収集、 高精度測定、FPGAおよびCPUアーキテクチャに基づく組み込みデジタル信号処理システムの設計を専門としています。市販のFPGAボードがお客様の要件に合わない場合、包括的なエンジニアリング設計サービスにより、その設計を容易に適合させることができます。Trenz Electronic GmbHのモジュールはすべてドイツで開発、製造を行っています。


■マウザー・エレクトロニクス
www.mouser.jp