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ピカリング インターフェースが5Gと半導体試験に対応した67GHz終端スイッチを発表PXIマイクロ波MUXをさらに強化

2022.6.22  5:02 pm

ピカリング インターフェースが5Gと半導体試験に対応した67GHz終端スイッチを発表PXIマイクロ波MUXをさらに強化

「4x-785C」(PXI、PXIe)、性能の向上とスペース、コストの低減を実現

電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は5Gと半導体試験分野の最新要件に対応した67GHz終端SP4T/SP6Tモジュールを追加し、SP4T/SP6T構成のマイクロ波マルチプレクサ「4x-785C」を強化しました。
「40-785C」モジュール(PXI)と「42-785C」モジュール(PXIe)は信号の整合性を向上する内部リレー終端を備えています。このデバイスはパネル/リモート・マウントのオプションがあり、ユーザーは自分のアプリケーションに最も便利な場所にスイッチを配置することができます。リモート・マウント・オプションはシャーシ・スロットを1つ占有しますが、最大3つのスイッチを制御できるため、スペースの節約になります。
     
「4x-785C」ファミリは業界をリードする優れた品質で知られるRadiall社の機械式マイクロ波スイッチをベースにしています。67GHz 50Ω内部終端スイッチの追加により、テスト・システムで使用されていないチャネルを信号パスの特性インピーダンス内で終端することができ、信号の整合性が最大限に向上します。
        
リモート・マウント・オプションを使用すると各スイッチを1.5mケーブルでコントロール・モジュールに接続できるため、スイッチの取り付け位置の柔軟性が増します。また、RF接続の長さが減少するため、性能が最大限に向上し、ケーブルのコストが最小限に抑制できます。必要なシャーシ・スロット数は、単一構成ではわずか3スロット、デュアル・パネル・マウント・スイッチでは6スロット、リモート・マウントではわずか1スロットと最小限で済みます。
      
ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャーのスティーブ・エドワーズは「4x-785Cファミリにはテスト・システム状態監視用にスイッチ・サイクル計数機能が備わっています。チャネル当たりのオペレーション数を把握し、使用頻度の高いチャネルを使用頻度の低いパスに置き換えることで、摩耗プロセスを管理することができます」とコメントしています。
        
ピカリングではRFアプリケーション用の高品質接続ケーブルも豊富に揃えており、全モジュールが標準で3年保証の対象になっています。
     
ピカリング インターフェース
https://www.pickeringtest.com/ja-jp/