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ams OSRAMが高度なドライバーモニター機能をサポートする高性能な3DセンシングProof-Of-Conceptを発表

2022.6.2  4:45 pm

ams OSRAMが高度なドライバーモニター機能をサポートする高性能な3DセンシングProof-Of-Conceptを発表

ICARUS Proof-Of-Conceptは、ドライバーモニターの3Dセンシング機能を実演します。拡張現実ヘッドアップディスプレイ、顔認証、ドライバーの居眠り検出といった、新たな機能をサポート

ams OSRAMは本日ICARUS Proof-Of-Conceptを発表しました。ドライバーモニターシステム(DMS)が拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HuD)、セキュアなドライバー認証、高度な居眠り検出といった新機能をサポートできるようにするための設計のアップグレード方法を示します。
        
ams OSRAMは人とくるまのテクノロジー展(2022年5月25日~27日、横浜にて開催)でICARUSシステムを展示しました。
        
ICARUSは、Aピラーやインスツルメントクラスターに取り付けられる高度なDMSのProof-Of-Conceptです。ams OSRAM 3Dセンシングシステムは、ストラクチャードライト手法を使用し、高解像度のDepthマップ(45~70cmの範囲で±0.5%未満のDepth精度)を提供します。
ams OSRAMのDepth抽出アルゴリズムを使用しており、将来的にさらに高いパフォーマンスを得られる余地を残しつつ、顧客によるカスタム製品開発を支援します。システムにはams OSRAMが提供する、自動車用の垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)近赤外線(NIR)投光/ドットパターンプロジェクターが搭載されています。
        
顧客は自身のDMSソフトウェアと併せてドライバーの顔の正確なDepthマップを使用することで、ドライバーの目や顔の3D位置を決定できます。この3D位置情報に基づいて、AR-HuDやドライバー認証などの高付加価値型ドライバーモニター機能を実現できます。ICARUSシステムは3Dでドライバーの頭部位置を正確に測定し、運転の安全性を損なう瞬間的睡眠や居眠りの兆候を検出するソフトウェアの実装にも対応します。
       
ICARUSは自動車メーカーに対し、2D NIRセンシングを使用するDMS設計からフル機能の高付加価値3Dセンシングシステムへ、低コストで簡単にアップグレードできることを実証します。アップグレードにはNIRドットパターンのプロジェクターと、Depth抽出をサポートするためのソフトウェアを追加するだけで済みます。
        
ams OSRAMでインキャビンセンシング部門のグローバルセグメントマネージャーを務める、Firat Sarialtunは次のように述べています。
「ストラクチャードライトのセンシングテクノロジーは、例えば携帯電話でセキュアな顔認証に用いられているため、コンシューマー市場で実績を得ています。しかし自動車業界では、これまで3Dセンシングは専用のインダイレクトタイムオブフライト(iToF)カメラでしか使用されてきませんでした。ICARUSシステムは、ams OSRAMがコンシューマー市場で培った3Dセンシングの経験を活用して、レーザー部品を1つ追加するだけで、既存の2D NIRベースのDMSシステムを簡単に低価格でアップグレードできることを自動車業界へ証明します」
        
ams OSRAMグループ
https://ams-osram.com/