SOLUTION
オンセミとGeely、戦略的協業の拡大により先進的な車両走行体験の実現を推進
2026.4.30 7:07 pm

GeelyはSEAアーキテクチャを基盤とし、onsemi EliteSiC™ パワー技術を活用した次世代電動車両プラットフォームを披露
-2026.4.30発表-
オンセミ(本社: 米国アリゾナ州スコッツデール)とGeely Auto Group(本社:中国 杭州)は、次世代の電気自動車およびハイブリッド車の開発加速を目的とした、グローバル戦略的協業の拡大を発表しました。
オンセミの先進的なシリコンカーバイド(SiC)技術が、Geelyの車両プラットフォーム全体においてシステムレベルでより深く統合され、より高速かつ高効率なEV開発を推進します。
Geely SEAプラットフォームにおけるEliteSiCの採用
発表の一環として、GeelyはオンセミのEliteSiCパワー技術を電動ドライブシステムの中核に採用した、Sustainable Experience Architecture(SEA)アーキテクチャベースの電気自動車プラットフォームを公開しています。これらの次世代車両は高電圧アーキテクチャの特長を最大限に生かす設計となっており、優れた加速性、航続距離の延長、大幅な充電時間短縮を実現します。
オンセミの技術は、より高い電力密度を可能にし、より小型・軽量なシステムに高性能を集約することで、車両運動性能や車室空間の向上に貢献します。また、優れた熱性能により、過酷な走行条件下でも安定した出力を維持し、長期的な信頼性を確保します。
これらの特長により、ドライバーは、鋭い発進レスポンス、滑らかな加速、充電時間を抑えつつ長距離走行が可能となる、より洗練されたドライビングを体験できます。
EVの未来において900Vアーキテクチャが重要な理由
900V車両アーキテクチャへの移行の本質は、車両内で電力をより効率的に供給することにあります。電圧を高めることで、発熱およびエネルギー損失を抑えつつ、より大きな電力供給が可能となり、急速充電、航続距離の延長、安定した高性能といった、ユーザーが体感できるメリットにつながります。オンセミのEliteSiCソリューションは、高電圧環境下でも高効率かつ高信頼性で動作することで、900Vアーキテクチャを支えています。これにより、次世代電気自動車が、消費者が求めるスピード、利便性、そして洗練されたドライビング体験に、より一層近づくことを可能にします。
EVプラットフォーム設計の次なるフェーズを形成
社長 兼 最高経営責任者(CEO)ハッサーン・エルコーリーは、次のように述べています。
「EV市場は、高電圧アーキテクチャの進展とシステムの高度化を背景に、新たなフェーズに入りつつあります。今回のGeelyとの協業拡大は、自動車メーカーと半導体パートナーが、より早い段階から緊密に連携し、車両設計における重要な意思決定に関与していることを示しています。私たちは共に、より高効率・高性能なEVの開発を可能にしていきます」
Geely Auto Group CEO 甘 家玥(Gan JiaYue)氏は、次のように述べています。
「電動化戦略を推進する中で、テクノロジーパートナーとの緊密な連携はますます重要になっています。オンセミの技術を当社のSEAベースの電気自動車プラットフォーム全体に統合する取り組みは、この強固な協業関係を具体的に示すものです。オンセミをシステムレベルの重要パートナーとして協働することで、プラットフォーム設計からエンジニアリング実行までの整合性を高め、高性能かつ高効率な電気自動車を世界中のお客様に提供するという当社の目的を支えています」
ドライバーにとって確かな価値
今回の協業拡大は、ドライバーが実際に体感できる、以下のような具体的なメリットにつながります。
・エネルギーロスの低減による、航続距離の延長
・高電圧アーキテクチャにより実現する、充電時間の短縮
・高い電力密度による、力強い加速性能と優れたパフォーマンス
・高度な熱マネジメントによる、信頼性と耐久性の向上
・効率的な電力供給による、より滑らかで快適なドライビング体験
電気自動車プラットフォームが複雑化する中で、自動車メーカーは効率性、信頼性、拡張性、長期性能に影響を与える、初期段階でのシステムレベル設計判断をこれまで以上に重視しています。
オンセミとGeelyによる協業拡大は、こうした業界の変化を反映したものであり、半導体イノベーションを車両設計の中核に据え、性能と効率、日常の使いやすさを兼ね備えた次世代電気自動車の実現を可能にします。
オンセミ(onsemi)
https://www.onsemi.jp/
























