Electronics Information Service

組込みシステム技術者向け
オンライン・マガジン

MENU

SOLUTION

OMNIVISIONが次世代スマートフォン向けの新しいフルHD 144Hzタッチ&ディスプレイ・ドライバ発表

2022.1.21  7:25 pm

CES2022で発表。TD4377 TDDI、OMNIVISIONの高品質で安定したサプライチェーンを活用し、Tier-1 LTPSパネル・メーカーの市場投入期間短縮を可能に

OMNIVISIONはCES 2022において、スマートフォン向けの新しいTouch and Display Driver Integration(TDDI)製品を発表しました。新製品のTD4377 TDDIは液晶ディスプレイ/タッチパネル・ソリューションで、1080ピクセルのフルHD(FHD)解像度のほか、表示フレームレートの2倍のタッチ・レポート・レートで最大144Hzの表示フレームレートを実現します。
     
OMNIVISIONのタッチ&ディスプレイ・ソリューションのプロダクト・マネジメント・ディレクタのHarley Yinは、次のように述べています。
「OMNIVISIONはTDDI技術を活用し、Tier-1ディスプレイ・モジュール・メーカーやスマートフォンOEM企業との長期的な関係を築いてきました。私たちは品質と信頼性の高いデバイスに対するこうした企業の高い基準を理解し、その基準をすでに満たしています。新製品のTD4377 TDDIはお客様に対し同じ基準を実現します。また、OMNIVISIONの一部門としてクラス最高の品質と安定したサプライチェーンを活用し、お客様に付加的なメリットを提供します」。
     
TDDIはスマートフォンのマイクロプロセッサとディスプレイおよびタッチ・スクリーンの間のメイン・インターフェースです。TDDIはモジュールのコスト削減と製造効率向上と同時に、高品位で鮮やかなディスプレイと優れたタッチ性能を備えたLCDモジュールを実現します。Tier-1 OEM企業の数百万台のスマートフォンの量産に採用されたTD4375のアップグレード版であるTD4377は、消費電力を大幅に低減しより優れたディスプレイとタッチ性能を実現します。
     
TD4377 TDDIはサンプル出荷をすでに開始しています。詳細については、OMNIVISIONの営業拠点https://www.ovt.com/contact-sales/ にお問い合わせください。