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ポジティブワンが次世代ITSインフラを見越した出願中の特許、日本特許庁によって承諾

2020.9.1  6:16 pm

ポジティブワンが次世代ITSインフラを見越した出願中の特許、日本特許庁によって承諾

5Gや6Gモバイルサービス・次世代エッジコンピューティング、IoT、AI技術に関する特許を取得

ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、追加特許出願中の発明『5Gや6Gモバイルサービスのための次世代エッジコンピューティング、IoTおよびAI技術に関するもの』の特許性が特許庁(JPO)で認められたことを発表します。
実務経験から導かれたIoTやAIアーキテクチャであり、当社がアドバンテージとする高密度・小型化技術を駆使した省電力設計がカギとなり、追従する新しい特許申請が承認を受けました。
  
本特許(特許第6747704号)は、5Gや6Gモバイルサービスによるビックデータ、特に、複数のカメラから得た画像に対し、分類、オブジェクト検出、ジェスチャー認識などのAI処理や様々な処理においても負荷分散を可能にするアーキテクチャへであり、技術領域を広げられ、事例が追加されました。

ポジティブワンが次世代ITSインフラを見越した出願中の特許、日本特許庁によって承諾

このユニークな特許で承認されたアーキテクチャにより、ドローンはカメラとAI処理の分散化、そして、小型、高機能と低消費電力や実現できます。また、人的行動分析によるデジタルサイネージ・スクリーンの表示の多様化とマーケティング解析、競技場でのVRインフラ、AI処理の監視カメラなど、高機能化と低消費電力、そして、小型化が実現されます。
特にユニークな点は、次世代のITSや社会インフラにフォーキャストしているところです。現在、高度道路交通システム(ITS)では、VICS、DSRC、ETCなどに対応したステーションが設置されています。自動車やドローンのADAS(Advanced Driver-Assistance Systems:先進運転支援システム)といった新しい社会では、5Gや6Gによるワイアレスネットワークによるサービス多様化、ADASの安全性に対応するステーションとの相互コミュニケーションが増えると考えております。このインフラのなかでも、高機能かつ低消費なハイアベイラビリティなシステムかつ小型化の実現性が必要となります。
  
同社は、次世代エッジコンピュータや次世代IoT端末などの高機能機器のシステムインテグレーション開発経験が原動力となり、この最新の特許でのアーキテクチャを生み出すことになりました。また、5Gや6Gモバイルサービスに関連するエッジコンピュータや小型IoT端末設計に関連する技術などのコンサルティング、システムインテグレーションサービスに力を入れており、共創パートナー、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)と連携を図り、PoC(Proof of Concept)と製品開発を目指します。
  
  
IoTやAI技術に関する特許の取得が利用できる分野
オートモーティブ、監視カメラ、ドローン、ロボット、VR、社会インフラ、デジタルサイネージなど、多種多様な映像処理や人工知能、多くのセンサーなどを取り巻くシステムとして、高速処理、低消費電力、信頼性を確保した可用性システムの実現が可能になります。また、多くのプラットフォームにおいて、重要なアーキテクチャのベースとなります。さらに、当社の技術力により、最適化した分散システムの構築が可能になります。
  
  
▼関連リンク
ポジティブワン株式会社
https://www.positive-one.com/