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キーサイトのテストソリューションがテラヘルツ帯の6G技術開発推進にシンガポール南洋理工大学が採用

2022.6.27  6:13 pm

世界有数の研究大学がテラビット毎秒(Tbps)のデータレートを実現する電子-光ハイブリッド方式の検証へ

キーサイト・テクノロジーズ・インク(米国カリフォルニア州サンタローザ、日本法人:キーサイト・テクノロジー株式会社、以下「キーサイト」)は、トップレベルの研究機関であるシンガポールの南洋理工大学(以下「NTU」)が、テラヘルツ帯を利用した6G技術の開発を推進するため、トランシーバーなどのオンチップのテラヘルツ電子-光デバイスの検証用に、キーサイトのソフトウェア主体の計測ソリューションを採用したことを発表しました。
      
NTUは、テラヘルツ周波数を活用し、独自の電子-光ハイブリッド方式を開発しています。キーサイトのソリューションは、最大で毎秒数テラビット(Tbps)のデータレートで効率的に動作するモバイル機器の設計に利用できます。拡張現実(AR)、ホログラフィック通信、モバイル・エッジ・コンピューティングなどの多くの新しいアプリケーションや将来の6Gユースケースは、このような高速データレートに依存しています。
       
キーサイトのGeneral Electronics Measurement Solutions部門のバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるBoon Juan Tanは、次のように述べています。
「キーサイトが、エレクトロニクスとフォトニクスが交わる未知の領域を正確に解析する6GテストベッドをNTUのTeraXラボ向けに提供し、6G技術の飛躍的発展に貢献できることを嬉しく思います。NTUのような先駆者と共に、当社は消費者、企業、政府が求める幅広い6Gアプリケーションの実現に不可欠な高速データ伝送リンクを実現していきます。」
       
キーサイトのソフトウェアとハードウェアの統合型ツールは、6G技術にも適用できる高度な測定性能を備えており、NTUは複雑なトランシーバーモジュールの特性を正確に評価することができます。キーサイトは、ハイスピード任意波形発生器(AWG)、高いシンボルレートまで検出可能な光変調アナライザ、ネットワークアナライザ(PNA)、Virginia Diodes社(VDI)製小型アップコンバータ/ダウンコンバータ付きPSGアナログ信号発生器、PathWaveベクトル信号解析ソフトウェアを組み合わせ、オンチップのテラヘルツ帯電子-光デバイスの総合的な試験・検証用のターンキーソリューションを実現しています。
        
NTUの物理・応用物理学部准教授であるRanjan Singh博士は、次のように述べています。
「世界トップクラスの大学であるNTUは、6Gや他の最先端技術に向けた新たな設計技法の可能性を探るために、キーサイトと協力できることを嬉しく思います。キーサイトは、さまざまな業界の効率を向上させながら、人々のつながり、健康、安全性を高めるライフイノベーションの実現に貢献しています。」
        
キーサイトは、6Gの実現に不可欠な主要な要素技術を備えており、毎秒テラビット単位の通信、AI、クラウドネイティブのIoTアプリケーション、NTN(non-terrestrial network:非地上系ネットワーク)、TSN(time sensitive networking)、新しいエンドツーエンドのセキュリティパラダイムなどの開発を支援しています。キーサイトは、NTUをはじめとする6Gのグローバルリーダーと連携し、トライアルや概念実証(PoC)などの研究開発を実施しています。
       
キーサイト・テクノロジー
www.keysight.co.jp