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NXPが4チャネルのデュアル偏波アナログ・ビームフォーミング製品発表

2022.6.17  5:48 pm

NXPが4チャネルのデュアル偏波アナログ・ビームフォーミング製品発表

4チャネル・デュアル偏波アナログ・ビームフォーミングのための新製品「MMW9012K」と「MMW9014K」は5Gミリ波の先進的かつ正確なビーム照射を実現し、システム信頼性を向上

NXP Semiconductorsは新しい4チャネル・デュアル偏波アナログ・ビームフォーミング製品の「MMW9012K」と「MMW9014K」と、アンテナ・システム開発キットを5Gポートフォリオに加えると発表しました。このアナログ・ビームフォーミング製品はNXPのシリコン・ゲルマニウム(SiGe)プロセスを使用しており、デュアル偏波サポートによる5Gの信頼性向上と高度な統合を特長としており、5G基地局のサイズとコスト、5Gミリ波ソリューションの電流消費の低減を実現します。さらに、このアンテナ開発システムはOEM企業によるパネル設計の加速を促進し、迅速な5Gアンテナ・システム開発を可能にします。
       
一般的に、5Gミリ波ソリューションは人口が集中している都市部で展開されています。こうした都市部では高ビットレートを求める消費者ニーズに対応するため、高周波数/広帯域が適しています。しかし、周波数が高くなると建物などの障害物の干渉を受け、ミリ波信号のカバーできる距離も減少します。デュアル偏波の4チャネル・アナログ・ビームフォーミング製品はユーザーにとってビームの正確かつ同時照射を可能にすることから、5Gミリ波の展開で発生しがちな伝搬ロスを緩和し、システム全体の信頼性を向上します。
      
MMW9012KとMMW9014Kは5Gインフラストラクチャにおける主要な出力レベルと周波数がそろったNXPの既存5Gポートフォリオを補完する製品です。動作周波数はMMW9012Kが28GHz、MMW9014Kが26GHzです。両デバイスは高い送受信ゲインを持ち、EVMが2.5%、Poutが9dBmとなっています。
       
NXPの副社長兼スマート・アンテナ・ソリューション担当ゼネラル・マネージャーのDoeco Terpstraは次のようにコメントしています。
「5Gミリ波の普及が進むとともに、その恩恵を受ける消費者も増えていきます。これまで以上に信頼性が重要になるため、OEM企業は5Gミリ波の特長である低レイテンシと広帯域を必要とする様々なユーザーに向けて、ビームを正確かつ同時に直接照射できるようにする必要があります。また、1つのアンテナ・パネル上にデュアル偏波を実装したため、5Gミリ波パネルの統合度が高くなり、OEM企業にシステムの小型化とコスト削減というメリットをもたらします」。
      
デュアル偏波アナログ・ビームフォーミング製品の補完として提供されるアンテナ・システム開発キットは市場投入期間の短縮とパネル設計の加速を実現します。開発キットは8x8アンテナ・パネルと、GUIと電源が付属した制御基板で構成されています。
       
4チャネル・アナログ・ビームフォーミング製品「MMW9012K」と「MMW9014K」はIMS 2022で紹介されます。Richardson RFPDのブース(ブース番号:4090)でこの2製品やその他のNXP製品のデモを実施する予定です。
       
NXP Semiconductors
www.nxp.com

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