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CEVAがスケーラブルな高性能センサハブ向けDSPアーキテクチャ「SensPro」ファミリーの第2世代発売

2021.1.15  6:57 pm

CEVAがスケーラブルな高性能センサハブ向けDSPアーキテクチャ「SensPro」ファミリーの第2世代発売

第1世代に比べ、同一プロセス・ノード時にコンピュータ・ビジョンのDSP処理で6倍、AI推論処理で2倍の性能向上を果たし、20%の省電力化を達成

(2021年1月12日 米国メリーランド州ロックビル)
CEVA,Inc.は本日、カメラやレーダー、LiDAR、ToF(Time of Flight)センサ、マイクロホン、IMU(慣性計測装置)といったさまざまなセンサに付随するAI/DSP処理のハブ向けDSPアーキテクチャ「SensPro」の第2世代を発表しました。
  
SensPro2™は、センサ・ハブ向けDSPアーキテクチャで業界をリードするCEVAの強みを生かし、第1世代のSensProと比べた場合、同一プロセス・ノード時にコンピュータ・ビジョンのDSP処理で6倍、レーダー処理のDSP性能で8倍、AI推論処理で2倍の性能向上を果たし、20%の省電力化を達成しています。
   
SensPro2ファミリーは、ベクトルDSPコアを7製品に広げ、省電力と性能の両面でシリーズを広げています。新たなエントリー・レベルのDSPコアは、最大1TOPsのAI推論処理能力が必要なDSPとAIのワークロードに対応可能でし、ハイエンドのDSPコアは3.2TOPsの性能を発揮します。SensPro2ファミリーのDSPコアはいずれも、レーダー、オーディオ、コンピュータ・ビジョン、SLAMといったアプリケーションに固有の命令を追加でき、浮動小数点型と整数型を対象とした並列ベクトル演算もオプションとして用意されているため、センサ・ハブ向けDSPコアとして、それぞれの領域で最高水準の効率を発揮します。
   
CEVAのR&D担当バイスプレジデント、Ran Snirは、次のように話しています。
「電力効率に優れたセンサ・ハブ向けDSPコアを揃えたSensPro2ファミリーは、複雑化・多様化が進むコンテキスト・アウェアなデバイスでのAIやセンサのワークロードを念頭に、スケーラブルな性能、多倍精度演算、高稼働率を実現します。
SensPro2は独自の画期的なDSPアーキテクチャであり、SensPro2を採用したすべてのDSPコアでシームレスにソフトウェアの再利用が可能な共通ISAを採用しています。お客様の間では、この点が高く評価されており、アプリケーション固有のISAと組み合わせ、SensPro2採用のDSPコアを製品設計に採用するケースが増えています」
   
SensPro2は多岐に渡る機能が強化されており、新たな低消費電力のベクトル型DSPアーキテクチャなど、マルチタスクのセンサやAIの利用シーンで性能向上と効率化を実現しています。自動車パワートレイン向けでは、強化された浮動小数点DSPコアが高精度の性能を発揮し、強力なプロセッサでEV化の流れに対応します。
さらに、SensPro2のアーキテクチャとコアは、ASIL B認証(ハードウェアの偶発故障)とASIL D認証(構造的故障)を取得した車載用途対応となっています。性能面では、SensPro2は、1.6GHz動作の場合、8x8の推論で最大3.2TOPsの処理能力を備え、メモリ帯域は第1世代製品の2倍に強化されており、データ量の多い全結合層にもこれまで以上効率的に対応します。
   
第2世代のSensPro DSPファミリーは以下のコア製品で構成されます。
   
· SP100/SP50 DSPコア INT8 MAC数:128/64最小のダイサイズのSensPro DSPコアです。音声認識ニューラル・ネットワークのDeepSpeech2の場合、スカラーDSPのCEVA-BX2に比べて10倍の性能向上を実現します。会話アシスタント、音声解析、自然言語処理(NLP)など音声AIのワークロードに最適です。
   
· SP1000/SP500/SP250 DSPコア INT8 MAC数:1024/512/256SensPro2ファミリー最高の性能と精度を備え、コンピュータビジョン、SLAM、レーダー、AIのワークロードに最適な構成に柔軟に設定できます。
   
· SPF4/SPF2浮動小数点DSPコア 単精度浮動小数点MAC数:64/32EV(電気自動車)のパワートレイン制御システムやバッテリー管理システムに適したDSPコアで、Eigen線形代数ライブラリやMATLABベクトル・ライブラリをフル搭載し、Glowグラフコンパイラをサポートしています。
   
SensPro2は、LLVM C/C++コンパイラ、Eclipseベースの統合開発環境(IDE)、OpenVX API、OpenCLソフトウェアライブラリ、CEVAディープ・ニューラル・ネットワーク(CDNN)グラフ・コンパイラ(カスタムAIエンジン組み込み用CDNN-Invite APIを含む)、CEVA-CVイメージング機能、CEVA-SLAMソフトウェア開発キット、ビジョン・ライブラリ、Radar SDK、ClearVoxノイズ・リダクション、WhisPro音声認識、MotionEngineセンサ・フュージョン、Tensor Flow Lite Microサポート、SenslinQソフトウェア・フレームワークなど、システム設計を促進する多彩なソフトウェア・インフラがサポートしています。

CEVAがスケーラブルな高性能センサハブ向けDSPアーキテクチャ「SensPro」ファミリーの第2世代発売

   
・出荷時期
SensPro2のアーキテクチャとコアは、一般ライセンスで即納可能です。 詳細については、https://www.ceva-dsp.com/product/ceva-SensPro/をご覧ください。

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