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最高水準の写真撮影と没入感のあるAR体験:インフィニオンとpmd、市場最長の距離に対応した3D撮像デバイスを提供

2020.11.6  11:50 am

独インフィニオン テクノロジーズ社が10月27日付けで発表した資料の日本語訳です。

(2020年10月27日、ミュンヘン(ドイツ))
ゲーミング、バーチャルeコマース、3Dオンライン教育をはじめ、3次元深度センサーを搭載した拡張現実(AR)アプリケーションは、リアルとデジタルの世界をつなげる技術として、大きく需要が高まっています。
インフィニオン テクノロジーズとpmdテクノロジーズは、タイムオブフライト(ToF)技術を活用した3D深度センサーを共同開発しました。
この深度センサーは、市場に出回っている他のソリューションよりも優れた性能を持ち、さまざまなシーンにおいて革新的な消費者のユーザビリティを実現するアプリケーションへの活用が期待されています。スマートフォンの背面カメラ向け3Dセンサーの市場は、2024年までに5億ユニット規模に拡大すると予測されています。
  
インフィニオン テクノロジーズのシニアバイスプレジデントであるフィリップ フォン シールシュテット(Philipp von Schierstaedt)は、次のように述べています。
「インフィニオンとpmdテクノロジーズによる最新の3Dイメージセンサーは、新たなアプリケーションの創出を可能にします。没入感のあるスマートなAR体験を生み出すほか、薄暗い環境下での素早いオートフォーカスによる質の高い写真撮影や、画像領域分割によるきれいな夜間モードポートレートの撮影を実現します。撮像デバイス、ドライバ、データ処理の改良に加えて、消費電力を最低限に抑えつつ、業界初となる10メートルの距離に対応できるという点において、この最新チップの開発は確実に新たな基準を打ち立てるものとなるでしょう」
  
新チップは、小型カメラモジュールへの搭載が可能です。AR向けに近/遠距離の深度を正確に測定すると同時に、撮像デバイスの消費電力を40%削減でき、省エネ要件を満たすこともできます。
  
充実した撮影機能と遠距離対応のAR
新製品REAL3™ ToFセンサーは、柔軟な環境設定が可能であることから、さまざまな距離や明るさ、利用シーンにおいてひときわ優れたカメラパフォーマンスを発揮することができます。またそれと同時に、モバイル機器の電池寿命を節約することも可能です。
さらに、リアルタイムの拡張現実や遠距離スキャニング、小物体の再構成、低電力での素早いオートフォーカス、画像領域分割などの技術を多種多様なアプリケーションにおいて実現します。撮影後に画像処理をしなくても、また環境光の状態に関係なく、感動のシーンを映し出した動画や画像の背景にぼかし効果をつけることも可能です。
  
さらに、シームレスな拡張現実センシングの実現により、高品質な3D深度データの取得が最大10メートルの距離まで可能、かつ近距離範囲内の解像度が損なわれることはありません。また、新センサーは低消費電力であることから、携帯型ARゲーミングなど常にオンの状態が保たれるアプリケーションにとっては、ユーザーのプレイ時間の延長につながり、特に大きなメリットが得られます。
部屋や物体を再構成するための3Dスキャニングや、家具の配置検討やその他のデザインアプリケーション向けの3Dマッピングにおいては、同センサーは従来品と比べて2倍の測定距離に対応可能です。
  
同チップの量産は、2021年第2四半期に開始予定です。デモキットの提供は、すでに開始しています。
  
  
pmdテクノロジーズ社について
pmdtechnologie AGは、ドイツのジーゲン、ドレスデン、ウルムに拠点を置き、米国、中国、韓国に子会社を持つファブレスIC企業です。3D ToF式CMOSベースのデジタルイメージングテクノロジーのサプライヤーとして、世界をリードしています。
2002年会社設立。Photonic mixer device (PMD)ベースのアプリケーション、PMD測定法、またその具体化において400以上の国際特許を保有しています。同社の3Dセンサーは、産業自動化、自動車、スマートフォンなど幅広い消費者向けアプリケーションを市場としています。
詳細については、 pmdtec.comをご覧ください。