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ユーブロックスがウェアラブルおよび資産追跡に堅牢で超低消費電力の高精度測位を実現

2020.11.5  7:30 pm

受信が困難な環境下でも一度に4つのGNSSコンステレーションを追跡可能な新しいu-blox M10レシーバー・プラットフォーム

(2020年11月5日、スイス、タルウィル)
スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区)は、高性能アプリケーション向けに完全自社設計した最新の高集積GNSS(全地球測位システム)プラットフォーム、u-blox M10を発表しました。u-blox M10は、スポーツウォッチおよび資産や家畜の追跡などの幅広いアプリケーションにおいて、極めてコンパクトなフォーマットと非常に長いバッテリ寿命で、これまでとは一線を画す測位性能を提供します。
  
新しいu-blox M10測位プラットフォームは、一度に最大4つのGNSSコンステレーションを追跡し、高層ビルの谷間などの受信が困難な環境でも測位データを配信できます。レシーバーのSuper-S技術は、衛星信号が微弱な場合でも、測位信号とバックグラウンド・ノイズを区別して測位データをキャプチャするのに有効です。また、RF感度が高いため小型アンテナでも十分に受信でき、コンパクトな製品設計に最適です。たとえばスポーツウォッチの場合、u-blox M10は、都市や森林、オープンエアでの走行中に、バッテリの消費を抑えつつ、極めてダイナミックな測位精度を保証します。
  
u-blox M10は、連続トラッキング・モードで消費電力が12mW(ユーブロックスの従来のメートル級GNSS技術の消費電力の5分の1)になるように設計されており、バッテリ駆動のアプリケーションに最適です。u-blox M10の優れたRF感度は、プラットフォーム初期化時における初期測位完了までの時間を短縮し、システムの消費電力をさらに削減します。また、改良版のSuper-Eモードに切り替えることで、バッテリの寿命をさらに延ばすことができます。
  
この新しいGNSSプラットフォームは、測位の加速と精度向上に定評のあるユーブロックスのアシスト型GNSSサービスAssistNowに対応しています。このサービスは、必要なアシストのレベルに応じて、無料または定期払い料金で利用できます。
u-blox M10プラットフォームには堅牢なGNSSレシーバーを構築してきたユーブロックスの経験が生かされており、GNSSからのrawデータの分析によるスプーフィング信号の検出、妨害電波検出戦略、インバンドRF干渉の影響を軽減するための組み込みフィルターといった実証済みの手法が搭載されています。
  
ユーブロックスの測位プロダクト・センター、プロダクト・マネージャーのBernd Heidtmannは次のように述べています。「ユーブロックスはGNSS技術に関して20年以上の経験を誇っており、u-blox M10で超低消費電力の高性能測位アプリケーションの新たなベンチマークを打ち立てました。GNSSプラットフォームが衛星信号を同時受信できるコンステレーションを3つから4つに増やし、前世代に比べて消費電力を5分の1に向上させるとともに、チップサイズを35%縮小しました。」
  
u-blox M10測位プラットフォームを搭載した初の製品であるMAX-M10S GNSSモジュールとUBX-M10050 GNSSチップセットは、どちらもすでに提供を開始しています。新しいu-blox M10プラットフォームの設計への組み込みは、新たに設計されたu-center GNSS評価ソフトウェアによって強化および簡素化されています。u-blox M10の詳細についてはhttps://www.u-blox.com/m10を参照してください。

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