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NXP、セキュアなUWB測距技術を発表

2019.6.17  3:39 pm

ワイヤレス機器向けにセキュリティ、高精度センシング、空間的な位置や動きについての情報を提供する新カテゴリーのUWB測距技術を発表

NXP Semiconductorsはシリコンバレーで例年開催のデベロッパー・コンファレンスで、モバイル、車載、IoT、インダストリアルなどの広範な市場に向けたUWB (Ultra-Wide Band: 超広帯域)技術の開発を発表しました。NXPの新しいUWB技術はセキュアな測距と高精度センシングを実現することにより、ワイヤレス機器に空間的な位置という新たな次元の情報を提供します。今回の戦略的発表は2020年にも市場への登場が見込まれているUWB対応アプリケーションの基礎となるものです。

NXP社長のカート・シーバースは、次のようにコメントしています。「NXPのUWBはこれまで実現し得なかった、エキサイティングな新しい使用例を実現します。新技術は屋内外での動作や相対的ポジショニングを理解するだけでなく、リアルタイムな高い精度により、工場での効率向上、インタラクティブなゲーム・プレイ、スマートフォン上でのAR/AIアプリケーションの使用などで新たな可能性を切り拓きます。私たちは、直観的なオンデマンド・アプリケーションの新時代をもたらす最新技術開発のニュースを発表できることを嬉しく思います」。

NXPのUWB技術について

この新世代UWBはWi-Fi、Bluetooth、GPSなどの既存のワイヤレス技術からの革新的飛躍の大きな一歩となります。UWB技術はUWBアンカーの位置、その動き、他のデバイスとの距離などのコンテクスト情報を、数センチという極めて高い精度で処理可能なことから、こうした機器の意思決定や管理を高粒度で実現できます。

NXPのUWBは高精度の位置特定機能を可能にします。近づくとドアや入場管理装置が開きます。センサ搭載の照明、音声スピーカー、その他のコネクテッド機器は部屋間を移動するユーザーの追従が可能になることから、スマート・コネクテッド技術が人々の生活の中により直観的で使いやすい形で浸透することになります。

NXPのUWB技術の利点

  • UWBの広帯域幅チャネルは技術的課題の大きい環境で、既存の無線技術に比べ瞬時精度を向上し、数センチ単位の高い精度を実現。
  • UWBは高効率タイム・オブ・フライト(ToF)計算によりアクセス、ゲーミング、ARなどのレイテンシ感度の高いアプリケーションを可能に。
  • UWBはクルマのキーフォブに新しいレベルのセキュリティを追加し、本物の信号とリレー/なりすまし信号を判別し、リレー・アタックを防止。

NFC技術のリーディング企業で、5G RFパワーやマーベルのWiFi/Bluetooth資産買収などを最近発表したばかりのNXPのUWB技術は、新たな成長を遂げるNXPのコネクティビティ・ポートフォリオをベースとしています。

NXPは現在、早期アクセス・パートナーにソリューションのサンプルを供給しており、NXP ConnectsでUWB技術のデモを実施しました。

NXP Connects 2019について

NXP Connectsは6月12日から13日まで、米国カリフォルニア州サンタクララのハイアット・リージェンシー・サンタクララとサンタクララ・コンベンションセンターで開催されました。会場では生活、仕事、遊びのスタイルを進化させるNXPの革新的な製品やソリューションを実際に体験する場が設けられました。NXPはNXP Connectsで、自動運転車からホーム・オートメーション、インダストリアルIoTに至るまで、スマート技術を優れたアプリケーションに発展させるさまざまな方法を紹介しました。

・NXP Semiconductors
 https://www.nxp.jp/

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