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NXP、急成長中のエッジ・コンピューティング・ポートフォリオのサポートを目的にEdgeVerseプラットフォーム・ブランドを発表

2019.6.13  3:37 pm

EdgeVerseはエッジ・コンピューティングを促進するための、業界をリードするNXPのスケーラブルな組み込みプロセッシング、セキュリティ、ソフトウェア、ターンキー・ソリューションを包括するプラットフォーム

NXP Semiconductorsは米国カリフォルニア州サンタクララで開催中のNXP Connects展示会兼ユーザー・コンファレンスで、急拡大を遂げるNXPのスケーラブルでセキュアなコンピューティング・ソリューション・ポートフォリオの成長をさらに加速、反映させるEdgeVerseプラットフォーム・ブランドを発表しました。EdgeVerseプラットフォームは世界で最も包括的なエッジ・コンピューティング・ポートフォリオの一つであるNXPのポートフォリオを、共通のブランド・プラットフォームとして統合します。

エッジ・コンピューティングはデータが生成される場所に近接してデータを処理する分散型コンピューティング・パラダイムです。IoT、コネクテッド・カー、インダストリアル・アプリケーションが成長を遂げる中で、レイテンシ、プライバシー、帯域幅が重大な制約要因になっていますが、エッジ・コンピューティングはインテリジェンスをデータ・ソースに近接した場所で実現することにより、こうした制約を解決します。エッジ・コンピューティングに向けて産業がシフトしていく中で、デバイス上の人工知能(AI)によるリアルタイムな意思決定の実現がますます重要になっています。

EdgeVerseプラットフォーム・ブランドを発表

  • インダストリアル、IoT、車載市場の多数のエッジ・アプリケーションにおいて性能を発揮するスケーラブルな組み込みプロセッシングの業界で最も広範なポートフォリオを通じて、性能とエネルギー効率の高いコンピューティング向けのビルディング・ブロックを統合。
  • インダストリアル、IoT、車載向け組み込みプロセッサ、ワールドクラスのセキュリティ、短距離コネクティビティ・ソリューション、量産に対応するターンキー・ソリューション、機械学習(ML)向けシグネチャ・ソフトウェア・ソリューション、オーディオ/ビデオ体験、デバイス管理ソフトウェア・プラットフォームの包括的なポートフォリオで構成。
  • i.MX / Layerscapeアプリケーション・プロセッサ、K32 / LPC / Kinetisマイクロコントローラ、i.MX RTクロスオーバー・プロセッサ、車載マイクロコントローラ/プロセッサによるNXPの組み込みプロセッシング・ポートフォリオ。
  • EdgeLockセキュリティ・ポートフォリオをプラットフォームの一部として提供。ディスクリート・セキュア・エレメントから、先進的な統合型セキュリティ機能を備えたプロセッサに至るまでの広範な製品で構成されており、セキュリティ・レベルにより分類。
  • 機械学習、推論、クラウドへの容易なコネクティビティのためのツールやエンジンを提供することにより、エッジにおけるAIの利用を簡素化。EdgeVerseプラットフォームにはNXPのeIQ機械学習ソフトウェア開発環境、Immersiv3Dオーディオ体験スイート、EdgeScaleデバイス管理プラットフォームが含まれており、NXPのお客様は既存のモデルと組み合わせた使用や、NXPの広範なポートフォリオ全般での新モデル展開のための迅速な設計、トレーニング、最適化が可能。
  • 組み込みプロセッシングでの30年超にわたる成功に基づいた、エッジ・コンピューティング向けのNXPの堅牢なエコシステム・サポートとIoTイネーブルメントを統合。お客様はインダストリアルIoTイネーブルメントや特定用途向けエッジ・ソリューションの開発で広範な経験を持つ多数のツール・プロバイダやODM企業で構成された、信頼性の高いNXPのエコシステムを活用可能。

EdgeLockを発表:EdgeVerseのセキュリティ・プラットフォーム・ブランド
EdgeLockポートフォリオは、NXPのディスクリート・セキュア・エレメント、インターフェース向けセキュア認証製品、広範なアプリケーション・プロセッサ/マイクロコントローラ・ポートフォリオに搭載された組み込みセキュリティにより構成されています。EdgeLockはエッジ・ノードからゲートウェイ、クラウドに至るまでのセキュリティによる、整合性、認証、プライバシーをエッジで実現します。プラットフォームが提供するセキュリティ機能には、セキュア・ブート・トラストアンカー、オンチップ暗号化機能、プロビジョニング向けのすぐに使用可能なセキュリティ・ソリューション、相互デバイス認証、セキュアなデバイス管理スイート、OTA(over-the-air)アップデート、ライフサイクル管理機能が網羅されています。

また、EdgeLockブランドは物理的、論理的攻撃に対してソリューションの統合型ハードウェア/ソフトウェア/システム・レベル・セキュリティ機能を反映させるナンバリング方式を採用しています。このナンバリング方式は、NXPのソリューションで実現可能な認証レベルに基づいて設定されています。NXPはこうしたセキュリティ・レベルの記号表示設定により、多くの組み込み開発者が現在直面している最大の技術的課題の一つに対処しています。これにより、セキュリティ仕様のデコードのために高度なセキュリティ・エキスパートを必要とせずに、開発者に対しセキュリティ機能の一次レベルとの比較、対照のための容易な方法を提供します。

EdgeLock SE050を発表

EdgeVerseプラットフォームの一部として、NXPはエッジからクラウドに至るまでのセキュアなインダストリアル4.0 / IoTアプリケーション向けにEdgeLock SE050プラグ&トラスト・セキュア・エレメント・ファミリを発表しました。コモンクライテリア(CC)『EAL 6+』認証済みEdgeLock SE050は、センシングと制御向けの高性能セキュリティの実装を容易にします。さらに、パブリック/プライベート・クラウド、エッジ・コンピューティング・プラットフォーム、インフラへのIoTサービスの展開とエッジ・デバイスのオンボーディングを簡素化します。

供給
EdgeVerseプラットフォーム製品はすでに提供を開始しています。EdgeLock SE050は7月31日までに量産開始予定です。EdgeVerseの詳細については、http://www.nxp.com/EdgeVerseをご覧ください。

NXP Connects 2019について

NXP Connectsは6月12日から13日まで、米国カリフォルニア州サンタクララのハイアット・リージェンシー・サンタクララとサンタクララ・コンベンションセンターで開催されています。会場では生活、仕事、遊びのスタイルを進化させるNXPの革新的な製品やソリューションを実際に体験する場が設けられています。NXPはNXP Connectsで、自動運転車からホーム・オートメーション、インダストリアルIoTに至るまで、スマート技術を優れたアプリケーションに発展させるさまざまな方法を紹介しています。

・NXP Semiconductors
 https://www.nxp.jp/

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