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ザイリンクスが富士通との協業により米国での5G展開をサポート

2021.2.5  12:18 pm

O-RANマクロサイトおよびグリーンフィールドネットワーク向けとなる富士通の5G無線装置にザイリンクスのUltraScale+テクノロジが採用

ザイリンクス社(米国カリフォルニア州サンノゼ)は2021年2月4日(米国時間)、富士通のO-RAN 5G無線装置(O-RU)にザイリンクスの最先端UltraScale+テクノロジが採用されていることを発表した。
ザイリンクステクノロジを使用する富士通のO-RUは、米国にて最初のO-RAN準拠5Gグリーンフィールドネットワークに導入される予定である。さらに、今後のさらなるサイト展開に向けて、コストと消費電力をさらに削減するために、ザイリンクスのRFSoCテクノロジの採用が検討されている。
   
富士通のO-RUは、広いスペクトル範囲に対応し、5G O-RANネットワークのマルチバンドアプリケーションに最適である。富士通のO-RUに使用されているザイリンクスのUltraScale+デバイスは、進化する5G O-RANネットワーク要件に対応できる適応性と拡張性を備えるだけでなく、総合的に最適なコストバランスを提供する。
さらに、ザイリンクスは今後もO-RANエコシステムパートナー各社と連携し、最先端の5Gネットワークに求められるハードウェアおよびソフトウェアの開発に努めていく。
      
ザイリンクスのWWG(ワイヤード/ワイヤレスグループ)エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるリアム・マッデン(Liam Madden)は、次のように述べている。
「主要なグリーンフィールド5Gネットワークに導入される富士通の複数世代対応5G無線装置にザイリンクスの業界最高性能UltraScale+ソリューションが採用され、開発に協力できたことを大変光栄に思います。また、5Gへの市場ニーズが今後も進展することを受け、次世代の無線通信規格に対応するために、弊社の適応型RFSoCの採用が検討されていることも嬉しく思います」
   
富士通モバイルシステム事業本部長である谷口正樹氏は、次のように述べている。
「富士通の設計チームは、ザイリンクスと連携しながらO-RAN無線装置の開発を進めることで、優れた柔軟性とコスト削減を実現すると同時に、5Gネットワークのための大きなイノベーションや新しい機能を可能にできました。ザイリンクスのUltraScale+ソリューションと弊社が誇る無線プラットフォームを組み合わせることで、5G展開の中心となるO-RANのメリットを最大限に引き出す強固な基盤を構築できたのです。今後は、弊社の次世代ソリューションへのRFSoCファミリの導入に向けて引き続きザイリンクスと連携していきます」
   
最初のグリーンフィールド5G O-RANシステムの導入は今年を予定している。ザイリンクスのワイヤレス5G O-RANソリューションの詳細は、https://japan.xilinx.com/applications/wired-wireless/wireless.htmlを参照されたい。

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