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STマイクロエレクトロニクスがセンサの接続を簡略化する柔軟かつ設定可能なデュアルIO-Link・SIOトランシーバ発表

2020.10.5  2:45 pm

STマイクロエレクトロニクスがセンサの接続を簡略化する柔軟かつ設定可能なデュアルIO-Link・SIOトランシーバ発表

STマイクロエレクトロニクスは、柔軟性に優れたデュアルIO-Link・SIOトランシーバ「L6364」を発表しました。同製品は、出力電流を2倍にしてより高性能の通信を実現できるデュアル通信チャネルのほか、DC-DCコンバータおよびデュアル・モードのUARTを搭載しています。
  
L6364は、COM2(38.4kBd)とCOM3(230.4kBd)モードのIO-Linkと、標準IOモード(SIO)通信をサポートしています。IO-Link用のCQピンと標準のDIOピンで構成されたデュアル出力を備えており、それぞれにサージ保護機能と逆接保護機能が搭載されています。出力電流は最大250mAまで設定可能で、2チャネルの並列使用により最大500mAを供給することができます。
  
SPIポートでL6364をホスト・マイクロコントローラ(マイコン)に接続し、割込みピンから診断情報を送ることができます。L6364とマイコン間のセンサ・データの送受信は、UART、シングル・バイトおよびマルチ・バイト(SPI)モードを使用して行われます。内蔵のUARTはIO-Linkのメッセージ・シーケンス(Mシーケンス)をサポートしており、IO-Linkおよび標準SIOモード双方に対応しています。また、1オクテットのIO-LinkでMシーケンス・サイズは無制限です。内蔵のデータ・バッファは最大15オクテットまで対応します。
  
標準SIOモードの場合、L6364は起動時にSPIインタフェース経由でマイコンによって設定され、その設定に従って出力ラインを駆動し、動作を開始します。システムがIO-Linkマスタに接続されている場合には、マスタからウェイクアップ・リクエストによってIO-Link通信を開始することができます。
  
L6364には、出力電圧を設定できるDC-DCバック・コンバータ、および出力電流50mAの3.3V / 5V低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)が搭載されています。このLDOは、外部の電源電圧もしくはDC-DCコンバータから駆動することができ、マイコンやセンサに電源を供給するために外部ピンに接続されています。
  
また、柔軟性と使いやすさを重視した設計や、5V~35Vの幅広い動作電圧範囲を備えており、サーマル・シャットダウンやUVLO(低電圧ロックアウト)、低電圧検知、過電圧検知、過負荷検知など、しきい値を設定できる柔軟性に優れた保護機能を搭載しています。短絡やグラウンド切断、Vcc切断に対する保護機能も利用可能です。
さらに、L6364はウェイクアップ検知、短絡、低電圧、較正済みの温度センサによる7ビットの測定値(設定されたしきい値を超えた場合のアラート)など、さまざまな診断結果を割込みピンからマイコンに送信します。
  
L6364は現在量産中で、QFN-20Lパッケージ(4 x 4mm)で提供されます。単価は、1000個購入時に約2.26ドルです。WLCSPパッケージ(2.5 x 2.5mm、19ピン)も2020年末までに提供される予定です。
  
SPS Italia 2020(9月28日~30日)での展示詳細
https://www.st.com/content/st_com/ja/about/events/events.html/sps-italia-2020.html
製品詳細
https://www.st.com/ja/power-management/l6364.html?icmp=tt17733_gl_pron_sep2020

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