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《世界初》インフィニオン、モノリスに一体化したASIL Dシステム向けリニアホールセンサーを提供開始

2019.6.25  5:02 pm

自動車向け安全規格ISO26262に完全準拠、半導体サプライヤとして初

2019年6月17日、ミュンヘン(ドイツ)
インフィニオン テクノロジーズは、自動車向け安全規格ISO26262に完全準拠して開発した、モノリシックに一体化したリニアホールセンサーの提供を開始しました。半導体サプライヤーとしては、初めてです。XENSIV™ TLE4999I3により、最高水準の機能安全性(ASIL D)を満たすフォールトトレラントシステムをひとつのデバイスで開発することが出来るようになります。パワーステアリング、電気的スロットル制御、ペダル向けシステム向けなどです。新しいセンサーは、Sensor+Testで展示します。

ISO26262では、1つの障害、例えばコンポーネントのひとつが機能を失った場でもシステムの動作は継続することが求められます。2つのそれぞれ独立したホール素子から構成したモノリシックとして設計されているTLE4999I3は、それぞれの信号経路が分離されているため、システムレベルでの動作を中断させません。内蔵された制御機構がチップ内に取り込まれたセンサーデータについて妥当性チェックを行い、リニアホールセンサーが充実したステータス情報をシステムに供給します。

TLE4999I3は機能的安全性に加え、誤差許容度が2%未満の極めて高い磁気感度も備えています。磁気センサーが磁場内での絶対位置を判断するうえで同じく重要な、オフセット誤差ドリフトは同等製品の半分に過ぎない最大100μTに抑えられています。これらのパラメータ値はすべての温度範囲と製品の耐用期間全体を通じて維持されます。

TLE4999I3では ±12.5 mTと25 mTの2つの磁気範囲を調整可能です。値の低さにより、比較的小型で安価な磁石を使用することが可能です。

デバイスはPSI5インターフェイスを備えています。物理的には電流インターフェイスであり、配線の容易さと優れた電磁性能を特長としています。TLE4999I3は最長12メートルまでの接続ケーブルに対応しているため、制御ユニットから離れて設置される用途に適しています。

TLE4999I3センサーはPG-SSO-3パッケージに収められ、設置面積の小ささと小型さにより高い水準の柔軟性を実現しています。デバイスはAECQ100(グレード0)に適合し、したがって平均的な動作条件下において外気温が150℃までの用途に使用可能です。

供給状況
XENSIV TLE4999I3は提供を開始しております。詳細はwww.infineon.com/linear-hallをご覧ください。

Sensor+Test 2019でのインフィニオン
Sensor+Test 2019見本市(ドイツ ニュルンベルク、2019年6月25~27日)に於いて、スマート車両、スマートホーム、スマート産業とロボティクス、健康フィットネス分野のための最新のセンサーソリューションを展示します。インフィニオンのデモはホール1、ブース番号429にて行われます。展示内容は、www.infineon.com/sensortestをご覧ください。

■インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社
 http://www.infineon.com/jp

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