リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ〜聞く者の魂を揺さぶるスピーチテクニック21〜

ジェームズ・ヒュームズ、寺尾まち子・訳、海と月社

 アイゼンハワー、ニクソン、フォード、レーガンと4人の米国大統領のスピーチライターを務めた著者によるノウハウ集。引用の仕方やスピーチの組み立て方など、聞き手に深い印象を残すスピーチを行うための21箇条を紹介する。一般人には縁遠い内容や日本の状況にマッチしない箇所もあるが、4人の大統領だけではなく、チャーチルやリンカーン、ナポレオン、キング牧師、ケネディ、クリントンといったスピーチの名手たちのエピソードを読むだけでも楽しい。何と言っても登場人物がみな魅力的である。


 著者が筆頭に持ってきたのは「沈黙」である。沈黙の効果と価値について具体例を挙げて解説する。その後、第一声の秘訣、どういった服装が望ましいか、効果的なたとえ話や引用、スライドの使い方、失敗知らずの原稿の読み方、ジェスチャーの重要さなどを説く。一般人が実践で使えるノウハウかどうかは保証の限りではないが、スピーチに臨むときに頭の片隅に置いても悪くないだろう。

書籍情報

リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ〜聞く者の魂を揺さぶるスピーチテクニック21〜

ジェームズ・ヒュームズ、寺尾まち子・訳、海と月社、p.304、¥1944

横田 英史 (yokota@nikkeibp.co.jp)

1956年大阪生まれ。1980年京都大学工学部電気工学科卒。1982年京都大学工学研究科修了。
川崎重工業技術開発本部でのエンジニア経験を経て、1986年日経マグロウヒル(現日経BP社)に入社。
日経エレクトロニクス記者、同副編集長、BizIT(現IT Pro)編集長を経て、2001年11月日経コンピュータ編集長に就任。
2003年3月発行人を兼務。2004年11月、日経バイト発行人兼編集長。
その後、日経BP社執行役員を経て、 2013年1月から日経BPコンサルティング取締役、2016年3月から日経BPソリューションズ代表取締役社長を兼務。2018年3月退任。2018年4月から日経BP社に戻り、 日経BP総合研究所グリーンテックラボ主席研究員、現在に至る。
記者時代の専門分野は、コンピュータ・アーキテクチャ、コンピュータ・ハードウエア、OS、ハードディスク装置、組み込み制御、知的財産権、環境 問題など。
*本書評の内容は横田個人の意見であり、所属する企業の見解とは関係がありません。

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