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キーサイト・テクノロジーが次世代パワーデバイス・アナライザ/ダブル・パルス・テスターを発表

2022.6.1  5:32 pm

ディスクリート半導体とパワーモジュールの製品化までの時間を短縮

キーサイト・テクノロジーズ・インク(米国カリフォルニア州サンタローザ、日本法人:キーサイト・テクノロジー株式会社)は、新製品「PD1550A」 アドバンスト・ダイナミック・パワーデバイス・アナライザを発表しました。この製品は、パワーモジュールのテストを従来よりも迅速かつ容易に行えるように機能を拡張した次世代のダブル・パルス・テスター(DPT)です。
       
パワーモジュールは、その設計のしやすさ、高いエネルギー密度、信頼性の高さより、電気自動車(EV)、太陽光発電のインバーター、電車、家電製品や航空機などのさまざまなアプリケーションで使用されます。現在は新しいワイドバンドギャップ(WBG)半導体ベースのパワーモジュールが採用され、デバイスの高速スイッチング動作を利用してパワーモジュールの小型化、効率化が図られています。しかし、WBGパワーモジュールにはテストにおける課題もあり、試作品の失敗を減らし、設計サイクルを短縮しながらデバイスを適正に評価する、新しいソリューションが必要とされています。
        
2019年に発売したキーサイトの「PD1500A」ダイナミック・パワーデバイス・アナライザ/ダブル・パルス・テスターは、ディスクリートWBGパワー半導体の特性評価を行う業界初のソリューションで、現在は世界中のパワーコンバーター設計者やパワー半導体メーカーで使用されています。そして今回発表した新しいPD1550Aは、PD1500Aの機能を拡張した、パワーモジュール全体(最大1360 V、最大1000 A)をテストする業界初の完全な統合ソリューションです。
これにより、自動車OEM、ティア1サプライヤー、パワーコンバーター設計者は、より迅速にテストを行い、車載アプリケーションの電源回路の安全性と信頼性を向上しながら、パワーモジュールの特性に関する多くの知見を得ることができます。
        
キーサイトのAutomotive & Energy Solutions事業部のバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるThomas Goetzlは、次のように述べています。
「パワー半導体部品やパワーモジュールに注力するお客様に向けて、当社の計測の専門知識を活かした高性能なダブル・パルス・テスト・ソリューションを提供しています。新製品のPD1550Aでは、使い勝手と世界各国の安全規制への準拠はそのままに、ハイパワーコンバーターの設計で使用されるパワーモジュール全体のテストを実現しています。」
        
キーサイトのPD1550Aは煩雑な設定なしに動作するターンキーシステムのため、最小限のセットアップ要件で、ディスクリート半導体とパワーモジュールのテストを簡素化できます。PD1550Aは、世界各国の安全規制に適合したシステムとして調整・テストされており、お客様に以下の主な利点を提供します:

  • テストプロセスを簡素化・自動化しながら、再現性と信頼性のある測定を実現
  • お客様による社内システムの構築、テスト、認証、管理が不要
  • True Pulse絶縁プローブ技術により、ハイサイドデバイスへ正確なゲート電圧特性を提供
  • 高帯域RF補正による高精度な大電流測定を実現
  • ソルダーレスコンタクトと交換可能なゲート抵抗技術を搭載したインタフェースボードを内蔵
  • 設計時間や試作品の回数を減らすことでコストを削減し、製品化までの時間を短縮
  • お客様の特定のニーズ(特にピンとパッドのレイアウト)に合わせて、システムをカスタマイズ

PD1550Aアドバンスト・ダイナミック・パワーデバイス・アナライザ詳細
https://www.keysight.com/us/en/product/PD1550A/advanced-dynamic-power-device-analyzer-double-pulse-tester.html