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キーサイトがGoogle Cloudパートナーイニシアチブに参加、5Gサービスのアジャイルオーケストレーションをサポート

2021.9.13  3:07 pm

クラウドセントリックの5Gエコシステムにより、ソフトウェアドリブンなインフラを無線アクセスネットワークのエッジからコアまで接続可能に

(※米国時間2021年8月24日にキーサイト・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、キーサイト・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。)
   
キーサイト・テクノロジーズ・インク(米国カリフォルニア州サンタローザ)は、ネットワークエッジにおける革新的な5GサービスのアジャイルオーケストレーションをサポートするGoogle Cloudパートナーイニシアチブに参加したことを発表しました。
    
クラウドコンピューティングとエッジコンピューティングを活用して、ネットワークエッジで高速、低遅延、セキュアな接続性を実現し、運用効率を最適化するモバイル事業者が増えています。 キーサイトは、ソフトウェアドリブンのインフラを無線アクセスネットワーク(RAN)のエッジからコアまで接続できるクラウドセントリックの5Gエコシステムを実現するために、Google Cloudのパートナーイニシアチブに参画しました。
    
キーサイトのOperator Industry Solutions GroupのバイスプレジデントであるScott Brydenは、次のように述べています。
「キーサイトは、Google Cloudパートナーとして、ストリーミングメディア、クラウドゲーム、コネクテッドビークル、プライベートワイヤレスネットワーク、没入型体験などの高度なアプリケーションやユースケースを提供するのに必要な、クラウドコンピューティングやエッジコンピューティングへ移行するサービスプロバイダーを、サポートしていきます。当社のワイヤレスおよび有線テクノロジーにわたるソリューションにより、大規模クラウドベンダーやモバイル事業者は、幅広いユースケース、要件、アプリケーションをサポートする統合されたヘテロジニアスネットワークを構築することができます。」
    
通信事業者は、ネットワークやアプリケーションの運用をクラウドネイティブなコンテナベースのソリューションに移行しています。 また、オープン標準インタフェースを備えた市販の既製(COTS)ハードウェアを使用したスタンドアロン(SA)モードでの5G展開により、仮想化RANアーキテクチャやネットワークスライシングテクノロジーが加速しています。 このようなデジタルトランスフォーメーションにより、データ収集され消費される場所に近いリアルタイムのデータ処理をすることで、ネットワークエッジでのイノベーションが実現します。
    
Google Cloudで戦略的パートナーシップのグローバルリーダーを担当するTanuj Raja氏は、次のように述べています。
「ネットワークエッジで事業を展開する企業にとって、クラウド機能やアプリケーションに低遅延でアクセスできることが、ますます重要になっています。キーサイトとの提携により、通信サービスプロバイダーがクラウドネイティブ5Gを迅速かつコスト効率よく展開し、最終的にはエッジでの顧客の接続性向上を実現できることを嬉しく思います。」
     
キーサイトは、初期設計、システムの相互運用性と性能、ネットワークとエンドポイントのセキュリティ、さらには3GPP仕様とO-RAN仕様への準拠などを検証する幅広いソリューションを提供しています。共通のハードウェアプラットフォームやソフトウェアプラットフォーム上に構築された、キーサイトのエンドツーエンド・ソリューション・ポートフォリオは、クラウドセントリックのエコシステムを実現し、マルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)、ネットワーク機能仮想化(NFV)、人工知能(AI)テクノロジーの導入を加速させます。これにより、モバイル事業者は、ネットワークエッジで革新的なワイヤレスコネクティビィティサービスを自信を持って展開することができます。
     
    
キーサイト・テクノロジー www.keysight.co.jp