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キーサイトのO-RANテストソリューションがザイリンクスの Massive MIMO無線リファレンスデザインの開発を加速

2021.2.19  3:11 pm

ザイリンクスが5G無線ユニットのO-RANコンプライアンスを実証するためにキーサイトのオープンRANテストツールを採用

キーサイト・テクノロジーズ・インク(米国カリフォルニア州サンタローザ)は、アダプティブ・コンピューティング・ソリューションの大手プロバイダーであるXilinx, Inc(以下、「ザイリンクス」)が、Massive MIMO(大規模マルチ入力マルチ出力)リファレンスデザインの開発を加速させ、O-RANアライアンス指定規格への準拠を検証するために、キーサイトのO-RAN無線ユニット(O-RU)テストツールを採用したことを発表しました。
   
ザイリンクスは、Massive MIMOアンテナ技術を活用したO-RUリファレンスデザインがO-RAN仕様に準拠していることを実証するために、キーサイトのOpen RAN Studioを採用しました。O-RUリファレンスデザインは、ザイリンクスの適応型RFシステムオンチップ(RFSoC)技術をベースにしています。両社は、2020年7月から9月にかけて複数個所で開催されたO-RANアライアンス主催のプラグフェストイベントでO-RUテスト環境のデモを行い、O-RAN準拠テストをさらに推進するコラボレーションを開始しました。
   
キーサイトのネットワークアクセス事業でバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるGiampaolo Tardioliは、次のように述べています。
「ザイリンクス社と協業して、O-RAN準拠ネットワーク機器の開発と統合を推進できることを嬉しく思います。O-RUベンダーは、進化していく仕様や要件に対応するために、O-RANコンフォーマンス検証を直接サポートできるテストソリューションが必要です。」
   
オープンネットワークアーキテクチャにより、モバイル事業者はベンダーに依存せず、容量、カバレージ、性能、機能を拡張することができます。Rethink Technology Researchによると、2026年までにオープンRANはRAN設備投資総額 (capex)の58 %を占めるようになり、320億ドルに達する見込みです。進化を続けるO-RAN規格に加えて、オープンRANのベンダーやユニットが急増していることから、キーサイトの統合型テストソリューションポートフォリオのニーズが高まっています。
   
ザイリンクスの無線エンジニアリング部門のバイスプレジデントであるBrendan Farley氏は、次のように述べています。
「キーサイトのO-RANテストソリューションはRFおよびプロトコル測定ドメイン全体での可視化、検証、性能テスト機能を組み合わせており、当社ではMassive MIMOリファレンスデザインの開発と検証を加速させることが可能になりました。Zynq UltraScale+ RFSoCソリューションは、5Gのパフォーマンス、コスト、消費電力の課題に対処しながら、進化していく規格に適応し、拡張することができます。RFSoCにより、ワイヤレスインフラストラクチャメーカーは、Massive MIMOの導入に不可欠なフォームファクター、重量、消費電力の削減を実現できます。」

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