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オン・セミコンダクターがAIによるイベントトリガ・イメージングを実現する「RSL10 Smart Shot Camera」発売

2021.2.12  4:22 pm

「RSL10 Smart Shot Camera」RSL10 SIPとARX3A0をベースとした超低電力プラットフォームによりIoT向け自動画像認識技術を提供

高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(米国アリゾナ州フェニックス)は、新しい世代のIoTエンドポイントを可能にする、クラウドベースのAIと超低電力の画像キャプチャと認識を組み合わせた新製品「RSL10 Smart Shot Camera」(スマートショットカメラ)を発表しました。

オン・セミコンダクターがAIによるイベントトリガ・イメージングを実現する「RSL10 Smart Shot Camera」発売

   
RSL10 Smart Shot Cameraは、監視カメラ、制限領域、ファクトリオートメーション、スマート農業、スマートホームのような超低電力のIoTエンドポイントに対して、AIベースの画像認識の機能を付加します。スマートフォン用コンパニオンアプリにより、このプラットフォームのユーザインタフェースが提供され、クラウドベースのAI対応オブジェクト認識サービスのゲートウェイの機能を実現します。
   
RSL10 Smart Shot Cameraは、超低消費電力Bluetooth® Low Energyテクノロジを提供するRSL10 SIP、およびARX3A0モノラル65°DFOV IASモジュールなど、オン・セミコンダクターの多くのイノベーションを統合しています。このモジュールは、「ARX3A0」CMOSイメージセンサをベースとした360fpsのモノイメージング機能を備えたコンパクトなプロトタイプであり、コンパクトカメラの開発に使用できます。
これらのテクノロジに、先進のモーションセンサと環境センサ、およびパワーマネジメントやバッテリマネジメントの機能を加えて、画像を自律的にキャプチャしてその中のオブジェクトを識別するために使用できる完全なソリューションを提供します。
   
RSL10 Smart Shot Cameraを使うことで、時間、または照明や温度のような環境変化などのさまざまな要素をトリガとして、画像を分析するために自動的にクラウドに送信するエンドポイントを作成できます。
同様に、このカメラプラットフォームは、視野の特定の部分を監視しながら低電力モードで動作して、シーンのコンテンツが変わると自動的に画像を撮影できます。その後、画像がクラウドに送信されて処理され、AIを用いて画像のコンテンツが決定され、適切なアクションが実行されます。
   
画像データは、RSL10 SIPを使用してBluetooth Low Energyで接続されたゲートウェイ経由でクラウドに転送されます。このプラットフォームで使用されているコンポーネントの電力クレデンシャルが低いため、1つのプライマリセルまたはセカンダリセルから長時間動作できます。トリガは、コンパニオンアプリを使用して、Bluetooth Low Energyを介して設定されます。
   
オン・セミコンダクターでIoTビジネスの責任者を務めるワイレン・ペレラ(Wiren Perera)は、次のように述べています。
「ハイパーオートメーション(Hyper Automation)は、IoTの次なる進化のステップです。RSL10 Smart Shot Cameraは、ビジョン AIの能力をよりエッジに近づけ、自動オブジェクト認識やシーン変更などの機能を有効にすることで、そのコンセプトを取り入れています。当社は、さまざまなデバイス・ツー・クラウドのワイヤレスセンサ・ソリューションを一貫して提供してきました。ビジョンのシームレスな追加を可能にすることで、このソリューションを別の段階に進めています」
   
典型的なアプリケーションには、ヘルメットなどのウェアラブル安全装置へのスマートカメラの追加が挙げられます。商業環境では、スマートカメラを使ってショッピングカートの内容をモニタして、自動チェックアウトをサポートできます。車両では、スマートカメラを使って後部座席の小さな子供などの搭乗者をモニタして、安全上の問題があれば早期に警告します。家の周囲では、スマートカメラで食器棚の中身をスキャンして買い物リストを作成できます。

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