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シリコン・ラボがMatter対応プラットフォームのAI・MLソリューションをエッジで実現

2022.4.27  3:51 pm

シリコン・ラボがMatter対応プラットフォームのAI・MLソリューションをエッジで実現

2.4 GHzワイヤレスSoCが、6分の1の消費電力でAI・MLのパフォーマンスを4倍向上、新しいAI・MLソフトウェアツールキットが、シリコン・ラボのすべてのSoC向けTensorFlowを最適化

シリコン・ラボラトリーズ(本社: 東京都港区)は本日、2.4 GHzワイヤレスSoCの新シリーズ、Bluetooth専用「BG24」とマルチプロトコル用「MG24」を国内向けに発表し、同時に新しいソフトウェアツールキットを発表しました。最適化された新しいハードウェアとソフトウェアによって、バッテリー駆動のエッジデバイスに高性能なAI・ML(Artifi
cial Intelligence・Machine Learning)アプリケーションとワイヤレス機能を実現します。Matter対応で超低消費電力のBG24およびMG24シリーズは、複数のワイヤレスプロトコルをサポートし、PSA Level 3のSecure Vault™プロテクションを組み込んでいるため、スマートホームや医療向けのほか、多種多様な産業用アプリケーションの開発に最適です。
本日発表されたIoT向けのSoCおよびソフトウェアソリューションの特長は下記の通りです。

  • 2.4 GHz ワイヤレスSoCの2つの新シリーズ:業界初のAI・MLアクセラレータ内蔵で、Matter、Zigbee、OpenThread、Bluetooth Low Energy、Bluetooth mesh、特定省電力通信などマルチプロトコルに対応し、最高レベルの業界セキュリティ認証、超低消費電力機能、Silicon Labsポートフォリオで最大のメモリおよびフラッシュ容量を備えています。
  • 新しいソフトウェアツールキット:TensorFlowなどの標準的なツールスイートを使用して、AIおよび機械学習アルゴリズムを素早く構築し製品化できるように設計されています。

Silicon Labs.のCEOであるマット・ジョンソン(Matt Johnson)は、「BG24とMG24ワイヤレスSoCは、IoTエッジアプリケーションのための幅広いワイヤレスマルチプロトコルをサポート、バッテリー寿命、機械学習、セキュリティといった、業界で必須の機能を兼ね備えた素晴らしい製品です」と述べています。
       
業界初の統合型AI・MLアクセラレーションにより、パフォーマンス向上と省電力の両立を実現
IoT製品の設計者は、AIと機械学習がホームセキュリティシステムやウェアラブル・メディカルモニタリング、商業施設や産業機器のモニタリングセンサーなどのエッジアプリケーションにさらに優れたインテリジェンスをもたらす可能性を見いだしています。しかしこれまで、エッジデバイスへのAIあるいは機械学習の導入には、パフォーマンスと消費電力の効率の面での不足感が目立ち、それらが導入メリットを上回る必要性があることが課題でした。
      
BG24とMG24は、業界初の専用AI・MLアクセラレータを搭載した超低消費電力デバイスで、これらのデメリットを低減しています。この専用ハードウェアは複雑な計算を迅速かつ効率的に処理できるよう設計されており、内部テストではパフォーマンスが最大で4倍、消費電力効率が最大で6倍向上しています。MLコンピューティングはクラウドでなくローカルデバイスで行われるため、ネットワークによる遅延がなくなり、より素早い意思決定とアクションが可能になります。
       
またBG24・MG24両シリーズでは、シリコン・ラボのポートフォリオの中で最大のフラッシュおよびRAM容量を搭載しており、マルチプロトコルのサポート、Matter、大規模データセット用の学習済MLアルゴリズムへの応用が可能なデバイスであるということです。IoTデバイスのセキュリティ認証としては最高レベルの PSA Level 3認証を得ているSecure VaultTMは、ドアロック、医療機器、その他の外的脅威に対するデバイスの強化が極めて重要なアプリケーションなどに求められるセキュリティを提供します。
        
AI・MLソフトウェアとMatterのサポートが、新たな革新的アプリケーションの創出を支援
ネイティブサポートしているTensorFlowに加えて、シリコン・ラボではSensiML やEdge Impulseといったいくつかの主要AI/MLツールプロバイダーと提携し、ワイヤレスアプリケーションの組み込みデプロイメント用に最適化された機械学習モデルの開発を簡素化するエンドツーエンド(E2E)ツールチェーンを、開発者がより利用しやすい環境に整えました。この新しいAI・MLツールチェーンとともに、シリコン・ラボの Simplicity StudioとBG24およびMG24シリーズのSoCを組み合わせることで、Matterを使ってインタラクティブに通信する様々な接続デバイスから情報を引き出すアプリケーションを開発することができます。それゆえ、ユーザーは機械学習に基づくインテリジェントな意思決定が可能となります。
       
たとえば商業施設やオフィスビルでは、多くの照明が人感センサーで制御され、人の在否をモニターして点灯・消灯を決定しています。しかし、デスクでタイピング中など動きが手指に限定されている場合、モーションセンサーだけではその存在を認識することができず、暗闇に取り残されてしまうかもしれません。そこで、Matterアプリケーションレイヤを通じてオーディオセンサーをモーションセンサーと接続すれば、タイプ音などの補足的な音声データを機械学習アルゴリズムで処理することができ、的確な情報に基づいて照明の点灯・消灯の決定が行えるようになります。
        
そのほかにも、エッジでのMLコンピューティングは、異常検知のためのセンサーデータ処理、予知保全、ガラス破損検知性能向上のためのオーディオパターン認識、簡単なコマンドによる単語認識、低解像度カメラによる存在検出や人数カウントといった視覚的使用など、産業用・家庭用のインテリジェント・アプリケーションの開発も可能にします。
          
新製品BG24シリーズの詳細
http://silabs.com/bg24
新製品MG24シリーズの詳細
http://silabs.com/mg24
      
シリコン・ラボ
http://silabs.com/

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