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モンタビスタがCentOSおよびRocky Linux用MVShieldでテレコム・サービスプロバイダーに特化したサポートメニューを運用開始

2022.4.6  2:31 pm

モンタビスタがCentOSおよびRocky Linux用MVShieldでテレコム・サービスプロバイダーに特化したサポートメニューを運用開始

米国カリフォルニア州サンタクララ 2022年3月29日(現地時間発)
商用Embedded Linux®製品およびサービスで市場をリードするMontaVista® Software, LLC(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、市場をリードするMVShield製品をベースとして活用し、Red Hat Enterprise LinuxからCentOSやRocky Linux projectへと派生したプラットフォームに対し、最適化されたサービスパッケージの提供を開始すると発表しました。
       
テレコム・サービスプロバイダーは、カスタムプラットフォーム上のコンテンツやディストリビューション・エコシステム外からのコンテンツを取り込み、さらにはユーザースペース・パッケージやLinuxカーネルを変更した上で、CentOSおよびRocky Linuxが持つエコシステムの全てを活用できます。
      
さらに、高度なエッジ・アプリケーションに必要となるハードウェア構成の最適化に向けて、CentOSやRocky Linuxのハードウェア・サポートレイヤーをカスタマイズするエンジニアリング・サービスも提供いたします。これにより組み込みおよびエンタープライズLinuxの分野からもたらされる、ユニークで制約のない利点の組み合わせが実現できます。
       
サービスプロバイダーで最も重要となるのがネットワークの可用性と応答性ですが、モンタビスタとMVShield製品は、エンタープライズのディストリビューションにも利用されることで知られるキャリアグレード・テスト・サービスを活用することで、この厳しい要求に対し効率的に応えます。24時間365日といった対応時間や、豊富な知識を備えた専任エンジニアによるテレコム・グレードのレスポンスタイムなど、カスタマイズ可能なSLA(サービスレベル合意書)により、世界的企業の要求にも対応が可能です。
      
MVShieldのサービスは、OpenRANアーキテクチャーでコアノード上のエンタープライズLinuxを利用するといった典型的なソリューションを提供するネットワークのサービスプロバイダーに対し、費用対効果の高いプラットフォームを提供します。MVShieldが対応する他のキーのソリューション分野には、Virtual Network Function(VNF)やマイクロサービスのホスト環境、さらにはネットワークアプリケーション開発に向けたベースイメージやVNFのプラットフォームなどがあります。
       
MVShieldではさらに、CentOS LinuxおよびRocky Linuxの各マイナーリリースに対して、コミュニティによるサポート終了や製品サイクル終了のアナウンスの有無にかかわらず、10年を超えるライフサイクルのサポートを提供します。
             
モンタビスタ社でグローバル・アカウントマネージャーを務めるJim Gallagherは以下のように述べています。
「今回、MVShieldの最適化されたサービスパッケージ、特にサービスプロバイダー市場に向けたソリューションを提供できることを嬉しく思います。モンタビスタは多様なLinux環境でも信頼できるサプライヤーであり、これまでの通信ネットワーク市場における弊社の実績と優れた技術的資産を、CentOSおよびRocky Linuxへのサポートが必要なエンタープライズ分野のお客様にも高いレベルで提供してまいります。」
       
       
米国MontaVista Software, LLCについて
MontaVista Software, LLCは、20年以上にわたって商用品質のLinuxと卓越した技術サポートを提供し続ける組込Linuxのリーダーです。コンシューマ機器・通信インフラ・家庭やオフィスの機器に至るまで、幅広い分野で数多くの組込製品に採用されています。
お客様はモンタビスタの開発プラットフォームを利用することにより、早期の開発着手、開発期間の短縮、高い品質の製品機能提供、トータル・コストの削減といったメリットを得られます。
https://mvista.com/