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インフィニオンの第5世代CAPSENSE™技術、堅牢性および信頼性、低消費電力性を向上させ市場におけるリーダーシップを拡大

2021.12.13  3:24 pm

インフィニオンの第5世代CAPSENSE™技術、堅牢性および信頼性、低消費電力性を向上させ市場におけるリーダーシップを拡大

インフィニオン テクノロジーズは本日、同社の第5世代CAPSENSE™ 静電容量式および誘導式タッチ センシングのヒューマン マシン インターフェース (HMI) 技術を発表しました。PSoC™マイクロコントローラーに組み込まれた次世代CAPSENSE™ソリューションは、家電や産業機器、民生およびIoT製品に求められるより高い性能と低消費電力のユーザー インターフェースの実現に貢献します。新しく強化されたHMIは、検知範囲が拡張された近接検知や、ジェスチャー検知、指向性、さらには将来のより高度なタッチスクリーンを可能にするホバー検知など、高度なソリューションを実現します。
       
前世代の10倍の性能と10分の1の消費電力を誇る新しいCAPSENSE™技術により、設計者はより直感的なユーザー インターフェースの開発が可能になるだけでなく、製品・機器における総消費電力を大幅に削減しながら、バッテリー駆動のIoTデバイス開発要件に応えます。最新世代のCAPSENSE™は、スマート ドア ロックやスマート スイッチ、サーモスタット、スマート スピーカー、電動工具、産業機器向けタッチスクリーン、その他IoTデバイスを含む家電製品や産業向けアプリケーションに最適です。この新技術はまた、IHクッキング ヒーターや洗濯乾燥機、冷蔵庫、オーブンなどの家電製品や産業機器など、大型タッチスクリーンを備えたアプリケーションにも最適です。
        
インフィニオンのICW (IoT Compute & Wireless) 担当副社長のスティーブ タテオシアン (Steve Tateosian) は、「40億台の販売実績を誇る静電容量式タッチセンサー技術のリーダーとして、第5世代のCAPSENSE™技術を設計者に提供できることを大変うれしく思います。この新世代のCAPSENSE™技術は、当社の確立されたリーダーシップの上に、まったく新しいレシオメトリックおよびディファレンシャル センシング アーキテクチャを構築しています。これによりノイズ耐性が向上し、極端な電気ノイズが発生する過酷な環境や極端な天候および温度下でも動作する、堅牢で信頼性の高いHMIソリューションを提供します」と述べています。
       
インフィニオンが独自に開発したCAPSENSE™技術は、将来登場するデバイスに求められるさまざまなタッチ センシング ユーザー インターフェース要件において、設計者がより高度なHMIを開発できるよう強力に支援します。超低消費電力でより小さなフォーム ファクターに収めることができるため、ウェアラブルやヒアラブル、スマートIoTアプリケーションのタッチ インターフェースにも最適です。新しいCAPSENSE™技術は、検知範囲が拡張された近接検知や、ジェスチャー検知、指向性などの高度なHMIソリューションを可能にします。また、新しい自律センシング モードによりCPUなしでの動作が可能となり、消費電力を削減しながら、新しいレシオメトリック センシング アーキテクチャと差動伝送路により、ノイズ耐性と性能を向上させています。
         
インフィニオンのCAPSENSE™技術について
インフィニオンのCAPSENSE™静電容量式タッチセンサー インターフェースでは、ユーザーの指がインターフェース上に置かれると、内蔵されたセンサーと電気的に接続されます。センサーは、PSoC™デバイスと連携して、指の位置に関するデータをさまざまなシステム制御機能に変換します。1台のPSoC™デバイスで、何十もの機械的なスイッチやコントロールをシンプルなタッチセンサー コントロールに置き換えることができます。CAPSENSE™ベースのボタンやスライダー コントロールは、機械的なボタンやスイッチのように環境による磨耗がないため機械的なものよりも信頼性が向上します。
詳細は https://japan.cypress.com/products/capsense-controllersをご覧ください。