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アナログ・デバイセズの人数カウント・アルゴリズムが スペース使用の効率化と安全な職場を実現

2021.12.3  2:10 pm

想像を超える可能性を実現するアナログ・デバイセズ社は、会議室やオフィスのパーテーション内など屋内スペースにいる人を検知し、その人数をカウントする新アルゴリズム「ADI EagleEye™ ADSW4000 PeopleCount」を発表しました。
ADSW4000は、ADIのEagleEyeプラットフォームを構成するアプリケーションレベルのソフトウェア・アルゴリズム・シリーズの第一弾で、ADIのBlackfin®組み込みデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)をベースにしたハードウェアサブシステムと、ユーザーが人数カウントシステムを独自かつ迅速に開発できる、アプリケーションレベルのソフトウェアビルディングブロックのセットが含まれます。ADSW4000のアルゴリズムにより、インテリジェント・ビル内における空間利用率、距離監視による人の安全性、エネルギー効率向上などを改善する洞察を得るための、システム末端(エッジ)の状態分析を実現できます。

アナログ・デバイセズの人数カウント・アルゴリズムが スペース使用の効率化と安全な職場を実現

ADSW4000の主な特長

  • 会議室やオフィスのパーテーション内など、屋内の人数カウント・アルゴリズム
    ・スペース使用状況
    ・人の位置情報(XY座標)
  • ゾーンごとの状態(広範囲かつ複数のエリア)
  • システム末端(エッジ)での処理
    ・UARTによるメタデータ出力
    ・キャプチャ画像は伝送しない
  • 最適化精度90%でのカバーエリア:半径3m
  • 最大カバーエリア(精度80%):半径5m

・ADI EagleEyeについて
アナログ・デバイセズのEagleEyeプラットフォームは、完全なエンド・ツー・エンドのハードウェアとソフトウェアのソリューションを実現し、居住空間の課題解決に貢献します。ADI独自のADSW4000アルゴリズムと先進のBlackfin DSPの組み合わせにより、画像はシステム末端のノードで処理されるのみで、伝送されないため、セキュリティとプライバシーを維持しつつ、屋内スペースの効率化を図ることができます。会議室からカフェテリア、ロビーからオープンデスクの人数カウントまで、ADI EagleEyeは職場環境でのニーズを解決し、従業員の健康と生産性を最大化できます。
    
アナログ・デバイセズ
https://www.analog.com/jp