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テレダイン・レクロイがPCI Express 5.0初のM.2 SSD解析ツールを発売

2021.9.29  2:48 pm

テレダイン・レクロイがPCI Express 5.0初のM.2 SSD解析ツールを発売

PCIe G5(32GT/s) - シングル/デュアルポートどちらのNVMe SSDにも対応

プロトコルテストソリューションのリーダー; テレダイン・レクロイは、PCI Express 5.0 M.2フォームファクタSSD、シングル/デュアルポート対応のプロービングカード(インターポーザ)を発表しました。弊社PCI Express 5.0 アナライザと組み合わせにより、M.2 SSD へのG5トラフィックが解析出来ます。またこのツールは新たに開発されたCrossSync PHY(クロスシンク・ファイ)機能を付加することができ、物理層とプロトコル層の両方のタイミングを正確に見極めることで、パワーマネジメントやイコライゼーション時のデバッグ作業がこれまでになく効率的に検証できます。物理層 - プロトコル層を一度に同時に観察する機能は、テレダイン・レクロイ のみが実現できる機能です。
    
M.2 スモールフォームファクタ(SFF)は最新ハイエンド、超高速機材、拡張カードに使用され、最近ではモバイル、デスクトップ、エンタプライズ等、各分野機材への適用が進んでいます。M.2ではPCIe 5.0、NVMe両者のテクノロジーに基づき、32GT/sの転送速度までサポートされており、これらテレダイン・レクロイ機材により、各開発段階での試験検証、パーフォーマンスの最適化を推し進めることが出来ます。
PCI Express 5.0 M.2インターポーザは弊社が販売する全てのPCIe 5.0 対応Summit(サミット)アナライザに接続可能で、ホスト/バックプレーン - シングル/デュアルポートSSD間のトラフィックを可視化します。本製品はx4までのシングルポート或いは各x2のデュアルポートに対応します。
   
・クロスシンク・ファイについて
クロスシンク・ファイ対応のインターポーザにより、時間を同期させたプロトコルトレースとオシロスコープ波形の観察が可能となり、プロトコル主導で制御される物理 - 電気的変化のタイミングを詳細に確認することが出来ます。クロスシンク・ファイ(ソフトウェア)は、弊社のハイエンドオシロスコープLabMaster及びWaveMasterにオプションとして追加可能で、好評のCATC トレースをスコープ画面上のMAUIインターフェイスを通じて直感的に操作して頂けます。テレダイン・レクロイ独自開発のクロスシンク・ファイ;オシロスコープとプロトコルアナライザの連携で、これまで実現出来なかった時間軸観察を評価確認にご活用ください。
テレダイン・レクロイ はこれまで長らくデジタルオシロスコープ及びプロトコルアナライザ業界をリードし、高度に複雑化した現代テクノロジーと対峙するエンジニアを詳細な解析ツールでバックアップして参りました。1964 年の創立以来一貫して先進技術開発シーンの高度な要求に応え、みなさまの製品完成度向上に寄与してまいりました。米国ニューヨーク郊外、チェスナットリッジに本拠を構えます。
詳細はこちらhttp://teledynelecroy.comをご覧ください。