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モレックスが「モバイルデバイスの未来」調査結果を発表

2021.9.13  3:00 pm

回答者の68%が2026年までに消費者のスマートデバイス所有数がさらに増加と回答

エレクトロニクスで世界をリードしコネクティビティの分野で革新を続けるモレックスは、モバイルデバイスの将来に関する調査結果を発表いたしました。本調査は、モバイルデバイスの未来を形作る主なトレンドと技術の把握を目的に、製造に関わる世界各地のステークホルダーを対象として実施したものです。本調査により、モバイルデバイスのフォームファクタが今後も変化を続けること、また2026年に製造されるスマートフォンやスマートウェアラブルその他のモバイルデバイスに影響を及ぼすと予測される、破壊的機能やイノベーションの内容が明らかになりました。
    
モレックスのマイクロソリューションビジネスユニットで、プレジデント兼ジェネラルマネージャーを務めるジャスティン・カー (Justin Kerr) は、次のように述べています。
「私たちの日常生活の、ほぼすべての場面が変革される可能性を想像すると、モバイルデバイスがもたらす未来は特に素晴らしく輝かしいものに感じられます。今後、デバイスとフォームファクタの多様な組み合わせが進んでいくことで、例えば新たなヘルスケア関連アプリ、スマートホーム向けハブ、モバイルペイメント、その他に私たちがまだ想像もできないような様々な「つながる」場面で、生活を大きく変えるイノベーションがさらに加速するでしょう」
    
モレックスは2021年7月、Dimensional Researchの協力でモバイルデバイスの未来と題したグローバルな調査を実施し、対象のモバイルデバイスのOEMおよびサプライヤーから207名が調査にご参加くださいました。調査では、将来のモバイルデバイスの特徴や実現時期予測、5Gとコネクティビティ分野でのイノベーションの影響の強弱、また全体の進捗を妨げている障壁等に関する様々な質問を用意しました。
    
2026年「標準的な」デバイスは不在
調査では、2026年にどのようなスマートフォンやモバイルデバイスが「標準」になるのか、その姿を探るための設問を設けました。将来のモバイルデバイスの特徴として、現在すでに利用可能なものから実現はまだ先と見られるものまで、様々な特徴が挙げられました。結果として、2026年の標準的なモバイルデバイスとして一致した意見は出てきていません。
    
予測される破壊的な機能の上位5位は、回答者数の多い順に、自動充電、ホログラム / プロジェクション対応ディスプレイ、完全リサイクル可能、耐環境性 (耐塵、耐水)、割れないディスプレイ、という結果でした。このほか、折りたたみ式デバイス、ポップアップカメラ、バイオセンサー、丸められるデバイス、本体とディスプレイが分離式、等の回答もありました。どの機能が実用面で適しているか、また今後の市場の傾向、顧客から引き合いを得て5年後の標準となるか否かについては、まだ明確になっていません。
    
また、今後5年間でフォームファクタ (例: 画面サイズ、外形、等) が進化するであろうという回答もありました。回答者の90%が、モバイルデバイスのフォームファクタが変わると予測していますが、より小型化するのか大型化するのか、もしくはまったく異なる形状になるのかについての回答は一致していません。およそ3分の2が、スマート衣類 (40%)、スマートメガネ (33%)、スマートイヤホン (29%)、スマートウォッチ (29%) 等の、まったく新しいウェアラブルデバイス需要が増大すると見ています。回答者の3分の2は、一般消費者が2026年までに、より用途を特化したデバイスを所有するようになるだろうと考えています。ただし回答者の64%は、スマートフォンに内蔵される機能が増えることによって、タブレットのニーズが極小化あるいはスマートフォンに置換されていくだろうとも回答しています。
    
コネクティビティと5Gが導く大きなイノベーションとメリット
本調査では、2026年に製造されているモバイルデバイスに搭載され、最大の変革をもたらす見込みの高い機能を、上位5位まで選んでいただきました。回答として挙げられた中で最も多かったのがデータコネクティビティ (42%)、次いでワイヤレス充電 (36%)、カメラ (33%)、Wi-Fi接続 (28%)、ビルトインスピーカー (28%) の結果となりました。さらに82%が、2026年までに消費者が5G対応のモバイルデバイスから得るメリットは莫大なものになるだろうと見通しています。モバイルデバイスの製造分野における破壊的変化の促進を実現する技術としては、超高速の5Gまたはミリ波が1位 (42%) で、双方向ワイヤレス充電、スマートメガネ向けの光導波路、ウェーハレベルオプティクス (WLO)、ナノ / マイクロコンポーネント等も挙げられました。
    
技術面の課題解決のための努力を継続
モバイルデバイスのOEMおよびサプライヤーの間には、未来のモバイルデバイスの構築計画に影響を及ぼす、技術的な課題が残っています。今回調査の回答者からは、対処が最も困難な問題として、5Gセルラー通信の接続性 (37%)、高速ワイヤレス充電 (37%)、バッテリー寿命 (36%)、持続性 (35%) そしてマイクロやナノのスケールでの小型コンポーネントの生産能力のないこと (27%) が挙げられました。
    
モレックスのコンシューマー & コマーシャルソリューション
モレックスは5G、ミリ波、同軸、信号整合性、アンテナ、電源、ディスプレイ関連で高度な専門性と実績を誇っております。これらの弊社の技術力を元に、長年にわたり製造を続けてきた重要な接続部品の提供範囲は、モバイルデバイスのエコシステム全般に及びます。モレックスは、高精度化、大量生産、そして小型化によって、市場の流動する需要に対応し、また同時に大手モバイルデバイスメーカーおよびそのサプライヤーに向け、現時点で最小サイズかつ最大密度、更に最先端のコネクターの提供が可能です。
     

モレックス www.japanese.molex.com

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