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アナログ・デバイセズが80V昇降圧バッテリ充電コントローラ「LT8491」発表

2021.1.26  4:12 pm

アナログ・デバイセズが80V昇降圧バッテリ充電コントローラ「LT8491」発表

最大電力点トラッキング機能とI2C通信を搭載した新製品

アナログ・デバイセズ株式会社は、最大電力点トラッキング機能(MPPT)、温度補償機能、テレメトリ/制御用I2Cインターフェースを搭載した新製品「LT8491」昇降圧バッテリ充電コントローラを発表しました。このデバイスは調整されたバッテリ・フロート電圧出力より高い、低い、または等しい入力電圧で動作します。LT8491には3つの選択可能な定電流/定電圧(CC-CV)充電プロファイルがあり、密閉型鉛蓄電池(SLA)やゲル電池および電解液鉛蓄電池、リチウムイオン電池など多彩な化学特性を持つバッテリの充電に最適です。すべての充電完了処理アルゴリズムをオンボードで提供し、ソフトウェアやファームウェアの必要が無く、設計期間を短縮できます。
   
LT8491は、6V~80Vの入力電圧範囲で動作し、シングル・インダクタを使用して4スイッチ同期整流式で1.3V~80Vのバッテリ・フロート電圧出力を発生します。このデバイスは、外付け部品の選択に応じて最大10Aの電流を充電できます。LT8491と複数のLT8705(80V昇降圧コントローラ)を並列接続すると、更に大電力の動作が可能です。
   
LT8491は、太陽光パネルの一部が陰になって局所的に最大電力点が生じている場合でも、太陽光パネルの全動作範囲を見回して真の最大電力点を検出できます。真の最大電力点が検出されると、LT8491はディザリング手法を使用して最大電力点がゆっくり変化してもそれに追従しながら、その電力点で動作します。これらの手法を使用して、理想的とは言えない動作環境でも、太陽光パネルによって生成される電力のほぼ全てをフルに利用できます。
   
LT8491は、バッテリに対して熱的に結合される外部サーミスタで温度検出することにより、自動温度補償を実行できます。I2Cインターフェースが充電器を始め、入力/出力電圧、電流、および電力値を完全に制御します。LT8491は薄型(0.75mm)64ピン7mm x 11mm QFNパッケージで供給され、-40°C~125°Cの範囲で動作が保証されています。

アナログ・デバイセズが80V昇降圧バッテリ充電コントローラ「LT8491」発表

   
LT8491の主な特長
・入力電圧範囲:6V~80V
・バッテリ側出力電圧範囲:1.3V~80V
・シングル・インダクタにより、バッテリ電圧より高い、低い、または等しい入力電圧で動作
・太陽光パネルからの充電用の自動MPPT
・自動温度補償
・I2Cインターフェースによるテレメトリと設定
・設定保存用の内部EEPROM
・太陽光パネルまたはDC電源で動作
・4つの内蔵フィードバック・ループ

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