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インフィニオンのSECORA™ ID XがJAVA Card™ベースの非接触型マルチアプリケーションIDソリューション導入を推進

2020.11.24  2:36 pm

(2020年11月16日、ミュンヘン(ドイツ))
インフィニオン テクノロジーズは、統合が容易な非接触型電子IDドキュメント向けセキュリティソリューションを拡張しました。インフィニオンのSECORA™ ID Xは、カスタマイズされたアプリケーションを対象とした、高度なセキュリティ保護を備えた多用途の政府系IDソリューション用の新しい主力製品です。
このソリューションの最大450キロバイトの大容量ユーザーメモリにより、識別機能のみから、識別、デジタル署名、セキュアなWebアクセスが利用可能な多機能カードまで、多様なeID製品を実現できます。
  
ローカルにカスタマイズされたIDドキュメントを迅速に導入するため、インフィニオンは容易に実装できるように、必要なすべてのツールをセットにして、SECORA ID Xオープンプラットフォームを提供します。チップとオペレーティングシステムは、Common Criteria EAL 6+の認定を受けており、そのため政府系IDアプリケーションが必要とする最高のセキュリティ要件を満たしています。
SECORA ID Xにおいては、複数のアプリケーションと国固有のカスタマイズが可能であるだけでなく、ドキュメント発行後、つまりドキュメント所有者によりカード機能の活性化も行うことができます。これにより、電子政府アプリケーションの受け入れと利便性がさらに向上します。
  
インフィニオンのSECORA IDプラットフォームの構成要素は、チップ、オペレーティングソフトウェア、およびアプレットを組み合わせたもので、新しいID製品およびソリューションの設計と導入を促進します。これらはJava Card™ Standard v3.0.5ソフトウェアに基づいたもので、ドキュメントをパーソナライズするための複数のアプレットと共に提供されます。Coil-on-Moduleなどの革新的なチップパッケージングはスマートカード生産において依然として重要ですが、非接触機能は増加を続けている非接触型カードにとって不可欠です。
  
インフィニオンは、非接触型決済および識別ソリューションの世界的リーディングカンパニーであり、オーストリアのグラーツで非接触テクノロジーの自社コンピテンスセンターを運営しています。世界の人口の75%以上をカバーする、200を超える政府系IDプロジェクトにおいて、インフィニオンのセキュリティソリューションが貢献しています。
  
供給状況
SECORA ID Xは、cryptovision 社のePasslet Suiteと共に提供されます。 ePasslet Suiteはモジュラー設計機能を備えており、アプリケーションのニーズに応じて柔軟性を高めることができる3つの異なるエディションで提供されます。現在、デジタル署名付きの国民eIDアプリケーション向けのePassletSuiteを使用した最初のソリューションのサンプルを提供しております。
  
詳細 www.infineon.com/secora-id