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リテルヒューズが電気自動車用リチウムイオンバッテリーパック向けに高度な過熱検知ソリューション「TTape™」を発表

2024.1.24  5:33 pm

リテルヒューズ・インク (本社:米国イリノイ州シカゴ市)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、分散型温度監視プラットフォーム「TTape™」を1月下旬に発売します。本プラットフォームは自動車システムにおけるセルの早期劣化を抑制し、熱暴走事故によるリスクを軽減します。

分散型温度監視プラットフォーム「TTape™」はきわめて薄型に設計されており、検体に沿った設置に最適です。そして1つのMCU 入力だけで、その分散型温度監視機能により、局所的なセルの過熱検知を格段にパワーアップさせます。このアプローチにより、効率的な冷却が可能となるため、バッテリーの寿命が改善され、バッテリーの安全性が大幅に向上します。
     
また本プラットフォームの大きな利点は、従来の NTCのみの監視と比較して、バッテリー マネジメント システム(BMS)に早く警告することができることです。キャリブレーションや温度ルックアップテーブルが不要で、MCU 入力も 1つしか必要ないため、既存のBMSソリューションにシームレスに統合でき、NTCを補完してセルの過熱検知を強化します。
         
・用途
車載用 EV/HEV、商用車、エネルギー貯蔵システム(ESS)
     
・特長
-セルの早期劣化抑制 :「TTape™」 はセルの早期劣化を抑制し、熱暴走によるリスクを大幅に軽減して自動車用システムを支援します。
-バッテリーパックの寿命の改善 :「TTape™」 により、バッテリーパックの温度管理が早期の段階で行われるため、バッテリーパックの長期間使用を可能にします。
-効率的な複数電池監視 : 1 つの「TTape™」で複数のセルを監視することができるため、過熱が発生した場合にBMSにすぐに警告します。
-超高速応答時間 :「TTape™」の応答時間は 1 秒未満で、熱暴走発生の可能性を素早く知らせます。
-シームレスな統合 :キャリブレーションは必要ではありません。「TTape™」は既存の BMS との統合が容易で、多様なバッテリー・アプリケーションで取り入れやすいソリューションとなります。
    
・仕様
-V DD (V) : 3.3~5.5
-V Max (V) : 6
-耐電圧 (V) : 2500
-動作温度 (℃) : -40~+85℃
-保存温度 (℃) : -40~+55℃
       
詳細
https://www.littelfuse.co.jp/products/temperature-sensors/digital-temperature-indicators/ttp