各種の携帯機器の屋外での使用もサポートするため、IGLOO nanoでは、−20℃から+70℃まで動作温度範囲を保証する。また、小型携帯機器への実装が容易になるように、最小で3mm X 3mmサイズの超小型パッケージを新たに追加した。 さらに、マルチ・チップ・モジュール(MCM)への実装も可能になるようにするため、検査済みのベア・チップ(Known Good Device)での供給も行う。ダイおよびパッケージの小型化を図るため、これらnanoバージョンの最大ユーザI/O数は、従来のIGLOOおよびProASIC3よりも少なく抑えた。携帯機器に使用できるように消費電力も低減させ、IGLOO nanoの最小スタンバイ電力は、2μW(10Kシステム・ゲート品)になり、競合他社の15分1に相当するとのこと。