SOLUTION
STマイクロエレクトロニクス、産業機器向けのSTM32マイクロプロセッサに最適なパワー・マネージメントICを発表
2026.4.3 6:12 pm

STM32MP1x / STM32MP2xシリーズ向けの電源・監視・保護機能をシングル・チップで実現
-2026.4.3発表-
STマイクロエレクトロニクスは、性能重視の産業機器において、Arm® Cortex®-Aマイクロプロセッサ(MPU)コア・ベースのSTの組み込みプロセッサを活用できるパワー・マネージメントIC(PMIC)「STPMIC1L」および「STPMIC2L」を発表しました。
32bitのSTM32MP1xシリーズと64bitのSTM32MP2xシリーズ向けにそれぞれ最適化されたこれらのPMICは、低コストの電源および保護機能を実現するとともに、基板面積の削減やハードウェア設計の簡略化、部品コストの最小化に貢献します。
MPUの各電源レールに対応する固定出力および可変出力の複数のLDOとDC-DC降圧コンバータを備えているほか、各PMICは外付けのDDR DRAMへの電力供給に最適なLDOも搭載しています。
両製品は、POS端末やネットワーク・ゲートウェイ、ホーム・オートメーション・システム、エッジ処理プラットフォーム、プリンタ、バーコード・スキャナ、スマートメータ・システムなどに最適です。また、-40°Cから125°Cまでの拡張された温度定格により、産業用制御機器、サーモスタット、スマートファクトリ機器などの過酷な環境にも対応します。
STM32MP1シリーズ向けのSTPMIC1Lは、DC-DC降圧コンバータ2個とLDO 4個、DRAM用LDO 1個、そして電源制御用の外部ピンを2本搭載しています。STPMIC2LはSTM32MP1シリーズ向けにDC-DCバックコンバータ3個と汎用LDO 7個、DRAM用LDO 1個、電源制御用の外部ピン3本を搭載しています。
いずれも2.8V ~ 5.5Vの広い入力電圧範囲に対応しているため、低電圧AC-DC電源アダプタやUSBポート、リチウム・イオン・バッテリ、またはリチウム・ポリマー・バッテリから電源供給される機器の設計を簡略化できます。
高速の過渡応答を確保し、効率を最適化するため、これらのPMICの降圧コンバータには適応型コンスタント・オンタイム(OCT)方式が採用されており、電圧をダイナミックに調整することが可能です。安全・保護機能には、プログラム可能な出力放電モードや選択可能な過電流保護(OCP)機能、電源レール監視機能などがあります。また、パワーアップ / パワーダウンのシーケンス制御を処理し、MPUの精度とセトリング時間の仕様を満たしています。
プロジェクトの迅速な開始と開発期間の短縮に貢献する2種類の評価ボード「STEVAL-PMIC1LKV1」と「STEVAL-PMIC2LKV1」が提供されています。専用のGUI(グラフィック・ユーザ・インタフェース)を備えているため、評価ボード上でPMICの設定や監視、NVMパラメータの設定を簡略化できます。
詳細
https://www.st.com/content/st_com/ja/campaigns/tailored-pmics-for-powering-stm32-designs-gpa-mcstpmic.html
STマイクロエレクトロニクス
http://www.st.com























