SOLUTION
OSPがISO認証に、国際標準化機構(ISO)が自動車向けにオープンシステムプロトコル(OSP)の標準化作業を開始
2026.3.19 8:26 pm

-2026.3.19発表-
ams OSRAMがダイナミックライティングとインテリジェントな車両ネットワークのために開発したオープンシステムプロトコル(OSP)が国際標準になるプロセスが開始されました。
ISOの専門委員会TC 22(自動車)が、ISO/TC22/SC31/WG3内の新たな作業項目としてOSPに対する標準化作業を開始しました。正式な始動は2026年2月を予定しています。
この標準はISO 26341 1に規定され、自動車業界におけるソフトウェア定義型自動車(SDV)でのオープンで相互運用可能な通信技術に対する需要の高まりを反映しています。
ams OSRAMのモビリティ&イルミネーション事業部 事業部長のDr. Jorg Straussは次のように述べています。
「多くの企業が、OSPを新たな国際標準として不可欠な技術ととらえてくださっていることを、大変うれしく思います。支援してくださっている皆様やパートナー企業に心より感謝申し上げます。今後も長年にわたり、業界の皆様とともにOSPの発展に取り組んでいくことを楽しみにしています」
独自のソリューションから業界標準へ
OSPはams OSRAMが開発したカーエレクトロニクス向け通信規格です。車両ネットワークのエッジに配置されたRGB LED、ドライバー、センサー、アクチュエーターなど、増え続けるインテリジェントエンドポイントを効率的に接続し、制御します。
OSPにより、マイコンなどの単一の中央コントローラから、最大1,000個のインテリジェントノードの管理が可能になります。自動車アーキテクチャにおいてOSPは“ラストマイル”のネットワークとして機能し、ライティング用途やその他のスマートデバイスを、CANやEthernetなどの上位車両バックボーンに直接接続します。
また、10BASE T1Sをベースとした実装も既に実証されており、ゾーン/ドメインベースの最新電気・電子(E/E)アーキテクチャに対するOSPの高い適合性を裏付けています。
エコシステムはすでに確立、市場での支持も獲得
OSPはすでに量産車で採用されています。ams OSRAMは、インテリジェントRGB LED OSIRE(TM) E3731iやStand-Alone Intelligent Driver(SAID)など、OSPに対応したデバイスを提供しており、いずれも現在、公道走行が認可された車両に搭載されています。
さらに、複数のLEDおよびICメーカーが自社製品へのOSP統合を進めているほか、複数のマイコン(MCU)サプライヤーがOSPスタックを統合したコントローラやゲートウェイの提供を開始しています。
OSPは当初から、誰でも無償で利用できるオープンかつライセンスフリーのプロトコルとして設計されてきました。標準化の対象はあくまでベースプロトコルのみに限定されており、アプリケーション層にはあえて余白を残すことで、各社が独自のイノベーションや差別化を図れるようになっています。
OSPの仕様はすでに公開されており、対応するソフトウェアがGitHubで無償提供されています。ISOへの移管により、OSPは正式な標準化プロセスに入ります。これは、安全性が求められる自動車分野で長期的に採用されるために不可欠なステップであると、多くの自動車メーカー(OEM)やサプライヤーがとらえています。
ams OSRAM Group
https://ams-osram.com/ja/
























