SOLUTION
STマイクロエレクトロニクス、AI活用モータ制御の開発を加速する機械学習ソフトウェア・パックを発表
2026.3.16 6:46 am

モータ状態(正常、高振動、不安定)を識別する機械学習モデルを事前設定
-2026.3.16発表-
STマイクロエレクトロニクスは、最適化や予知保全のためのAI機能を備えたドライブ開発を簡略化するモータ制御ソフトウェアを発表しました。このソフトウェアは、評価ボード「EVLSPIN32G4-ACT」に実装することで、すぐに評価を開始することができます。
「FP-IND-MCAI1」ファンクション・パックは、産業用ドライブ / サーボ、生活家電、ロボット、各種アクチュエータにスマート機能を実装するためのワークフローとツールを提供します。
本ソフトウェアには、ベクトル制御(FOC)による低電圧3相ブラシレス・モータの駆動用サンプル・アプリケーション、HAL / ボード専用ドライバ、およびモータ動作分類用の機械学習ソリューションが含まれています。機械学習モデルは、モータ状態(正常、高振動、不安定)を識別できるよう事前設定されています。
EVLSPIN32G4-ACTは利便性に優れたハードウェア・プラットフォームで、最大250Wの3相ブラシレスDCモータを駆動し、「STEVAL-C34KAT1」や「STWIN.box」マルチセンサ・キットなどの振動センシングモジュールと接続できます。
ユーザはSTM32モータ制御ソフトウェア開発キット(MCSDK)を使用し、モータのパラメータ設定や制御が可能であり、さらに「NanoEdge™ AI Studio」を用いて独自の分類クラスを追加し、機械学習モデルのカスタマイズが可能です。
リファレンス設計としてのEVLSPIN32G4-ACTには、「STSPIN32G4」モータ・ドライブ・システム・イン・パッケージが搭載されています。
STSPIN32G4は9 x 9 mmのパッケージにArm® Cortex®-M4マイクロコントローラやハーフブリッジ・ゲートドライバ、ブートストラップ・ダイオード、および保護護機能が集積されています。
このSTSPIN32G4をMOSFETパワー段、電流検出アンプ、温度センサと組み合わせることで、FOCまたは6ステップ制御、3シャントまたは1シャントの電流センシングに対応します。
入力は、デジタル・ホール・センサまたはインクリメンタル90度位相差エンコーダを使用した速度 / 位置フィードバックに対応しています。
FP-IND-MCAI1ファンクション・パックは、無償でダウンロード可能です。
EVLSPIN32G4-ACTは、STの販売代理店またはeSToreから入手可能で、価格は約178.80ドルです。
STは、ドイツのニュルンベルグで開催されたembedded world 2026(3月10日~12日、STブース:ホール4A、スタンド148)で、ドライバの組み込みAIによるモータ制御の最適化と予知保全について発表しました。
詳細
https://www.st.com/content/st_com/en/events/embedded-world.html
STマイクロエレクトロニクス
http://www.st.com





















