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STマイクロエレクトロニクス、小型・高効率の同期整流コントローラを発表
2026.1.21 5:51 pm

-2026.1.21発表- *2026年1月15日にジュネーブ(スイス)で発表されたプレスリリースの抄訳です。
STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、省スペース化と効率向上を可能にする同期整流コントローラ「SRK1004」を発表しました。同製品は、アクティブ・クランプ方式や、共振フライバック方式、擬似共振フライバック(ACF、AHB、QR)方式コンバータの2次側の効率を高め、充電器や電源アダプタ、スイッチング電源に用いられます。小型(2 x 2mm)のためSRK1001の代替としても使用でき、新しいスイッチオフ・アルゴリズムによって効率と堅牢性の向上を実現します。
SRK1004シリーズには6品種が用意されており、ロジック・レベルまたは標準的なMOSFETゲート駆動に加え、ドレイン・インダクタンスの補償用としてターンオフ遅延を25nsまたは150nsから選択することができます。アクティブ・クランプ方式や共振フライバック方式、擬似共振フライバック方式に最適なこのコントローラは、不必要なスイッチングを防止するためのターンオン・ウィンドウの幅を生成する回路も搭載しています。ゲートへの出力は最大1.6Aのシンク電流と0.6Aのソース電流を使用でき、スイッチング周波数を500kHzにまで上げているため、小型で低コストの設計が可能です。
SRK1004には、STの堅牢なシリコン・オン・インシュレータ(SOI)プロセスが活用されており、ローサイド側またはハイサイド側のいずれにおいても、接続されるMOSFETを最大190Vのドレイン・ソース間電圧で制御できます。幅広い電源電圧範囲(4V~36V)を備えているため、ローサイド構成ではコンバータ出力から、またはハイサイド構成ではトランス側から電源を供給できます。これにより、専用の補助電源を用意する必要がなく、部材コストを最小限に抑えることができます。SRK1004はリニア・レギュレータを内蔵しており、ICの内部回路とゲート・ドライバ、およびオフチップ回路用の出力ピンに電力を供給します。
6品種それぞれに、評価ボード「EVLSRK1004A」~「EVLSRK1004F」が用意されており、新製品の開発を迅速に開始できるとともに、目的とするコンバータ回路やMOSFETにSRK1004のどの品種が最適かを選定できます。
SRK1004は現在量産中で、熱効率に優れたDFNパッケージ(6リード)で提供されます。単価は、1000個購入時に約0.36ドルです。
STマイクロエレクトロニクス株式会社
http://www.st.com

































