ユーブロックスが初のBluetooth LE対応スタンドアロン車載モジュールを発表

スイスのu-blox AG（日本法人：ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区）は、スタンドアロン・モジュールのu-blox NINA B5 Bluetooth LEシリーズを発表しました。NXP KW45チップセットを搭載したNINA-B5シリーズは、ユーブロックス初のBluetooth Low Energyスタンドアロン車載モジュールであり、Bluetooth LE 5.3、高度なセキュリティ（NXP EdgeLock®、Arm® TrustZone®など）、FlexCAN、CAN、CAN FDおよびLINバス・インターフェイスを備えた強力なワイヤレスMCUで構成されています。
この車載グレードのu-blox NINA-B5は、最高105℃で動作し、Bluetooth LE 5.3と強化されたセキュリティ機能、小型でありながらCANバスのサポートを強力なスタンドアロン・モジュールに統合し、開発サイクルとBoM（部品表）の削減による大幅な省スペース化とコスト効率化を可能にします。
　　　　　
NINA-B5シリーズには、NXP K32W148チップセットを搭載し、Thread、MatterおよびZigbeeをサポートする、産業アプリケーション向けのプロフェッショナル・グレードもあります。
　　　　　　
NINA-B5は、高性能PCBアンテナ内蔵、または外部アンテナ接続用アンテナ・ピン搭載でのご提供です。すべてのモジュールはグローバル認証完全取得済みのため、国内で長時間の無線試験を行う必要はありません。
NINA-B5は、キーレス・エントリー、バッテリー管理、LEDライト制御、センサー・ハブ、タコグラフなどの車載アプリケーションに最適であるだけでなく、ホーム・オートメーション（照明、入退室管理）、マイクロモビリティ（電動バイク）、電動工具、モバイル・ロボット（自動芝刈り機）など、あらゆるタイプの産業向けおよびスマート・ホーム向けアプリケーションにも最適です。
　　　　　　
他のu-blox NINAジュールと互換性のあるNINA B5は、ユーブロックスの先駆的な取り組みが自動車および産業市場にもたらした最新のBluetooth LE技術をサポートする強力な無線MCUモジュール・シリーズの最新作です。開発者は、この技術を活用してコストとセキュリティ・リスクを最小限に抑えながら、市場投入までの期間を短縮することが可能になります。
　　　　　　
ユーブロックス
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