SOLUTION
STマイクロエレクトロニクス、車載用モジュールの小型化と安全性を追求する高速の絶縁型ゲート・ドライバを発表
2026.3.5 6:38 pm

絶縁要求、沿面距離 / 空間距離の仕様に対応した標準パッケージとワイド・パッケージの2品種
-2026.3.5発表-
STマイクロエレクトロニクスは、60ナノ秒の応答時間と個体間特性のバラつきを最小限まで抑制したガルバニック絶縁型4Aゲート・ドライバ「STGAP2SA」および「STGAP2HSA」を発表しました。これらの車載グレード対応品は、高速スイッチング周波数を可能にし、電力密度と効率の向上に貢献します。
両製品は、最大1200Vの高電圧レールで動作するIGBTやSiパワーMOSFETに最適で、ユニポーラあるいはバイポーラの駆動において、最大26Vの駆動電圧で4Aの電流シンク / ソースが可能です。
STの産業用・車載用ガルバニック絶縁型ゲート・ドライバのSTGAPシリーズを拡充する両製品は、AEC-Q100規格に準拠し、従来型自動車やハイブリッド自動車、電気自動車など幅広いアプリケーションに対応できます。代表的な用途としては、DC-DCコンバータ、ポンプ、ファン、ヒーター、電動コンプレッサ、オンボード・チャージャ(OBC)があります。
また、壁設置型や台座設置型のDC充電システム、産業用のインバータやモータ・ドライバなどにも適しています。
保護機能として、低電圧ロックアウト(UVLO)やパワーアップ / パワーダウン時の出力を安全な状態に保つ機能を内蔵しているため、設計が簡略化するとともに信頼性の向上に貢献します。
寄生インダクタンスによるターンオンを防止するミラー・クランプも内蔵しており、最大安全温度を超える動作を防止し、温度が下がると自動的に動作を再開するサーマル・シャットダウンも備えています。
さらに、自己モニタリングを行うウォッチドッグにより、低電圧側からの通信が途切れた場合でも、出力を安全な状態に保ちます。省電力のスタンバイ・モードにも対応しており、2つの入力を同時にハイに保持することでこのモードに移行します。
両製品はUL 1577規格の絶縁定格に準拠しています。
STGAP2SAは、標準SO-8パッケージで提供され、4800Vの過渡絶縁電圧およびサージ絶縁電圧(VIOTMおよびVIOSM)を備えています。
STGAP2HSAは、IEC 60747-17の基本絶縁規格に準拠し、6000Vのサージ絶縁電圧(VIOSM)を備えており、8mmの沿面距離と空間距離を持つワイドボディのSO-8Wパッケージで提供されます。
それぞれの製品に評価ボードが用意されているため、開発を迅速に進めることができます。
EVALSTGAP2SACにはSTGAP2SAが搭載されています。EVALSTGAP2HSACには、STGAP2HSAが搭載されており、さらに高い絶縁耐圧が求められる設計に最適です。
ガルバニック絶縁型4Aゲート・ドライバ「STGAP2SA」「STGAP2HSA」
STマイクロエレクトロニクス
http://www.st.com






















