2017年5月17日 プレスリリース

MathWorksとケイデンス、データマイニングおよび解析を加速する新しい統合環境を発表

業界のリーダー同士の協業により、MATLABとVirtuosoプラットフォーム間でデータの交換およびアナリティクスを行う新機能を提供

 

ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、5月16日(米国現地時間) 、MathWorksとの提携を拡充し、Cadence Virtuoso® Analog Design Environment (ADE)製品群とMATLAB®の新しい統合環境を発表しました。

 

これによりカスタム、RF、ミックスシグナル設計の検証において、大規模なデータ処理を加速することが可能になります。この統合によって、設計者は既存のMATLABスクリプトを利用し、VirtuosoとMATLABプラットフォーム間でシームレスにデータを共有することができ、いずれのプラットフォームにおいてもデータマイニングおよび効率的な解析が可能になります。MathWorksとケイデンスは従来の手法と比較して開発期間を短縮することを目的として連携を強化しています。

詳細

http://www.cadence.com/go/virtuosoadesuite

 

 

MathWorksとケイデンスは、お客様とも一丸となって課題に取り組むことにより、Virtuoso ADEとMATLAB ツールの緊密な統合を実現し、IC設計者に数々の新しいメリットをもたらしました。設計者はMATLAB Toolboxおよび言語を使用することにより、従来はコーディングの専門的知識や限定的なAPIを駆使して何時間もかかっていた複雑なデータ演算を容易に作成して解くことができるようになります。このデータ解析はいずれのツールでも、また2つのツールに分担させて実行することもできますので、お客様は最も効率的な方法で演算と解を得ることが可能です。

 

 

MATLAB社コメント

Roy Lurie氏 (vice president of engineering, MATLAB products) :

「システムオンチップ設計の複雑度は増加し続けており、設計および検証過程で作成される大量のシミュレーションデータを解析することがますます難しくなってきています。ケイデンスと協業し、MATLABをVirtuoso ADE製品群に統合することにより、IC設計者はいずれの環境においてもシミュレーション結果を解析、可視化できるようになりました。これにより、設計者の結果解析にかかる時間が大幅に短縮され、開発期間も短縮することが可能になります。」

 

さらに今回の協業により、Virtuoso ADE製品群とCadence Spectre® Circuit Simulatorのお客様は、MATLAB スクリプトを利用して高周波(RF)ベースに特化した計測結果を解析することが可能となりました。これらのスクリプトは過去10年間改良され続けてきており、通信システムにおいて復調された低品質な信号の検出を行うための信号空間ダイヤグラム等、シミュレーション後のデータマイニングや複雑な解析結果のプロット作成にも使用可能です。

 

Allegro Microsystems社コメント

・Jamie Haas氏 (Director of Design Engineering, Advanced Sensor Technologies) :

「15年間、我々はケイデンスのVirtuosoとMathWorksのMATLABを車載ASICセンサーの開発に使用してきました。この新しい統合環境により、MATLABおよびVirtuosoプラットフォームは高い互換性を得ることができます。我々は2つの環境を容易に行き来し、それぞれのソリューションの強力な機能を利用することができます。また、製品の複雑さやスケジュールの厳しさが増加の一途をたどっている中、今回の統合によりアナログ領域の徹底的な検証が可能となり、我々の厳しい開発スケジュールにも間に合わせることができるようになりました。」

 

ケイデンス・コメント

・Tom Beckley (Senior vice president and general manager of the Custom IC & PCB Group) :

「我々のSystem Design Enablement戦略のもと、業界をリードする2つの設計・解析プラットフォームであるVirtuoso ADE製品群およびMATLABを使用し、システムからチップ実装および検証に至るまで、独自の設計フローを構築しました。車載IC、RF通信システム、最新IoT機器を設計しているお客様は、ケイデンスとMathWorksの統合の力を利用することにより、データのやり取りを簡素化し、データ解析を加速することができます。以前PSpice®とMATLABの統合を発表しましたが、さらにSystem Design Enablement戦略を拡充し、2つのキーとなるEDAツールを統合することにより、世界で最先端のモデリング環境を構築することができました。」

 


■日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
http://www.cadence.co.jp

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