2017年5月17日 プレスリリース

ケイデンス、フォーマル検証ベースのRTLサインオフ向けにJasperGoldプラットフォームを拡張

JasperGoldフォーマル検証プラットフォームが提供する新しいSuperlintおよびClock Domain Crossing Appsにより、論理設計者のIP開発時間を最大4週間短縮

 

ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、5月16日(米国現地時間) 、JasperGold®のフォーマル検証プラットフォームを拡張し、RTLサインオフ向けに最先端のフォーマル技術を活用したJasperGold® Superlintアプリケーション(App) およびClock Domain Crossing(CDC)アプリケーションを導入したことを発表しました。

 

これらの新しいアプリケーションにより、従来の検証ソリューションと比較して、設計終盤でのRTL修正を最大で80%削減、IP開発期間を最大で4週間短縮することが可能になり、IP設計の品質を向上させることができます。

 

RTLサインオフに対応するJasperGoldテクノロジーの詳細
http://www.cadence.com/go/rtlsignoff

 

 

現在のより大規模でより複雑な設計においては、設計者の生産性を向上させるために、複数のSoCで再利用することができる高品質なIPの開発がますます必要となってきています。以前はネットリストのインプリメンテーション段階で行っていたサインオフチェックを現在はRTL設計段階でも実行しなければなりません。従来の静的lintおよびCDCツールは、RTLコードが最高品質であることの確認において必ずしも効果的ではありませんでした。

 

最新のJasperGoldフォーマルベースRTLサインオフテクノロジーにより、設計者は、より豊富な機能チェックおよびフォーマル技術に裏付けられ、洗練されたデバッグ機能にアクセスすることが可能となり、現在のRTLサインオフにおける課題の1つである違反ノイズを削減することができます。JasperGold Superlint およびCDC両アプリケーションは、フォーマル技術を活用しRTL設計のデバッグ効率を高めた、強力なJasperGold Visualize™デバッグ環境に完全に統合されています。また、どちらのアプリケーションもケイデンス既存のフォーマル機能を搭載しており、違反情報の確認判定への対応を向上させます。設計者は、検証およびインプリメンテーション段階で、高品質で再利用可能かつCDCクリーンなRTLコードのサインオフを行うことが可能となり、それにより開発期間全体を短縮し、設計品質を大幅に向上できるようになりました。

 

 

ケイデンス・コメント

・Anirudh Devgan (Senior vice president and general manager of the Digital & Signoff Group and the System & Verification Group) :

「プロジェクトのスケジュールおよびIP品質の向上に対するプレッシャーは増加の一途をたどっており、開発過程で効率的なRTLサインオフを行うことが重要になっています。実績あるJasperGoldプラットフォームを基に、ケイデンスは業界をリードするフォーマルテクノロジーをRTLサインオフにもたらし、論理設計者がより高品質な再利用可能IPを大幅に短期間で開発することを支援します。」

 

ケイデンスは新しいSuperlint Appにおいて、従来のRTL lintおよびフォーマル検証機能を組み合わせ、最も充実した機能チェック項目をRTLから自動的に抽出します。同様に、CDC Appは、ケイデンスJasperGold formalまたはXcelium™ Parallel Simulatorいずれの環境においても、厳格なCDC検証向けにmetastability injectionフローを提供します。

 

ARM社コメント

・Hobson Bullman氏 (vice president and general manager, Technology Services Group)

「我々はARMにおいてJasperGold Superlint Appを1年以上使用しており、RTLサインオフの向上と開発期間の短縮に成功しました。従来に比べ数週間も早く不具合を見つけることができるため、設計終盤でのRTL変更回数を削減することができました。これにより設計チームは機能検証の段階に進んだ後の時間を節約することができます。」

 

STMicroelectronics社コメント

・David Vincenzoni氏 (Design Manager)

「我々はJasperGold CDC Appを使用することにより、機能的および構造的なCDCの問題をRTLサインオフ段階の早期に特定することができました。これらの不具合を設計過程の早期に解決することで、我々の設計の品質が向上し、適用したIPそれぞれにおいて設計および検証にかかる時間を2週間から4週間短縮することができました。」

 

RTLサインオフ向けの新しいJasperGold Superlint AppおよびCDC Appにより、ケイデンスVerification Suiteの革新がさらに進みます。この新しいアプリケーションは、ケイデンスのSystem Design Enablement戦略に対応しており、システム企業および半導体企業は、他社を差別化できる完成度の高い最終製品をさらに効率よく作成することが可能になります。ケイデンスのVerification Suiteは、クラス最高レベルのコアエンジン、検証ファブリックおよびソリューションによって構成されており、設計の品質とスループットを向上し、多岐にわたるアプリケーションや関連分野における検証の要求を満たします。

 


■日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
http://www.cadence.co.jp

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