2017年5月8日 プレスリリース

ユビキタス・AIコーポレーショングループ、「ComboConnect」を販売開始

自動通信切り替えや省電力機能を持つBluetooth/Wi-Fiコンボモジュール向け無線通信ソフトウェアを製品化


株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐野 勝大、以下「ユビキタス社」)と株式会社エーアイコーポレーション(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 博之、以下「エーアイコーポレーション社」)は、「ユビキタス・AI コーポレーション グループ」ブランドでの共同開発製品の第一弾として、「ComboConnect」を2017年6月上旬より販売開始することを発表いたします。


「ComboConnect」は、Bluetooth/Wi-Fi通信機能を単一部品として提供する無線通信コンボモジュールの開発に必要となるBluetooth/Wi-Fi通信機能や、自動無線通信切り替え、省電力機能を実現するソフトウェアをオールインワンで提供する無線通信ソフトウェアです。対応モジュール製品の第一弾として株式会社村田製作所のIoT市場向けWi-Fi+Bluetooth統合ソリューション「Type-1LD」に対応します。

 


・利用イメージ
1.BLE対応IoT機器のデータ活用

AIC_20170508

 

2.送信データ量に合わせてBLEとWi-Fiのどちらを使うか自動で選択

AIC2_20170508

※1 Bluetooth/Wi-Fiコンボモジュールの写真は、株式会社村田製作所の「Type-1LD」

・製品特長
1. Bluetooth/Wi-Fi両通信機能を実現
 Bluetooth Low Energy(BLE)、Classic BluetoothとWi-Fiの無線通信機能を提供

 

2. ハンドオーバー、かんたん認証機能
 ・BLE対応IoT機器のデータでも、Wi-Fi経由でクラウドサービス(インターネット)に接続
 ・BLE接続で、Classic Bluetoothペアリング、Wi-Fi認証を容易化

 

3. パワーセーブ機能
 利用状況に応じて、Wi-FiやBluetoothの無線出力、省電力モードへの移行制御をサポート

 

4. 無線干渉防止機能
 BLE、Classic Bluetooth、Wi-Fiの無線干渉を最小限に抑えた同時使用を実現

 

5. ファイアウォール機能(セキュリティオプション)
 Wi-Fi経由での各種外部攻撃の防止およびパケットのフィルタリング

 


近年IoT市場は本格的な普及フェーズに入り、2020年には世界で500億台以上の機器がネットワークに接続されると予測されています。モバイルキャリアネットワークへの直接接続に加えて、BLE/BluetoothやWi-Fiなどの狭域、ローカルネットワーク内で無線通信接続される機器は、ぼう大な数に上ると考えられています。特にウェアラブル、ヘルスケア、センサー、コネクテッドカーなどの領域ではBLE/BluetoothやWi-Fi機能の搭載が増えています。これらの機器では、常時無線通信時の消費電力が課題となっており、省電力かつ効率的な常時通信を実現する技術が必須になると予想されます。


「ComboConnect」は、ユビキタス社が提供する省電力、省リソースで実現が必要なIoT機器向けに極小、かつ高速な通信環境を実現する、OS機能を含む各種通信プロトコルスタックで構成されたソフトウェアプラットフォーム「Ubiquitous Network Framework」とWi-Fiドライバーおよび、WPAサプリカントやWPS等のWi-Fiソフトウェアオプション、エーアイコーポレーション社が取り扱うOpenSynergy社「Blue SDK」によって提供される組込み用Bluetoothプロトコルスタックで構成されています。


MCU搭載型のBluetooth/Wi-Fi無線通信コンボモジュールの省リソースMCUで動作し、無線通信機能を実現します。また、「ハンドオーバー、かんたん認証機能」や利用用途に応じた「パワーセーブ機能」、「無線干渉防止機能」等のオプション機能を順次提供します。また、Linux OSなどの汎用組込みOSが稼働するCPU搭載ボードに装着するMCU非搭載型の無線通信コンボモジュールのサポートも提供予定です。


これまで無線通信向けの組込みソフトウェア開発、特にBluetooth関連通信機能開発とWi-Fi関連通信機能開発は提供される開発ツールや技術ノウハウの違いから、個々の開発スタッフやベンダーが対応することが多く、開発管理、障害解析が複雑化することがありました。しかし、「ComboConnect」を利用することで、開発工程の簡略化や品質の早期安定化が図れます。またカスタマイズ、エンジニアリングもグループ内で対応できるので、ワンストップで対応機能やアプリケーションの開発がサポートできます。

 

・製品イメージ(スタック図)

AIC3_20170508

赤線内が「ComboConnect」の提供範囲 ※2 セキュリティオプションは、FireWallやSSL/TLSの暗号ライブラリ等を提供 ※3 Ubiquitous Network Framework、μITRON以外のOSにも搭載可能

 

「ComboConnect」を利用することで、BluetoothとWi-Fi SDKの契約を一元化できるだけでなく、BLEでのペアリングによるWi-Fi認証の容易化、BLE通信の状況に合わせたWi-Fiの省電力モードへの移行もしくは通信状態への素早い復帰等、ユーザビリティの向上や省電力性で製品価値を高められます。

 

ユビキタス・AIコーポレーショングループは、今後も注力事業である組込みソフトウェア製品に関して、海外からの先進的、かつユニークな製品の国内市場への展開と自社技術を活用した高機能、かつ高品質な製品の開発、さらにそれらを組み合わせた新しい付加価値ソリューションの展開を積極的に行い、さらなる事業の拡大に努めてまいります。

 

なお、2017年5月10日より開催の「第6回IoT/M2M展【春】」のソーバル・ユビキタスブース内にて、「ComboConnect」を搭載したWi-Fi+Bluetooth統合ソリューション「Type-1LD」によるデモを行う予定です。

 


「第6回 IoT/M2M展【春】」出展概要
会期:2017年5月10日(水)~12日(金)
会場:東京ビッグサイト ソーバル・ユビキタスブース(小間番号:西16-17)
(「第6回 IoT/M2M展【春】」ホームページ:http://www.m2m-expo.jp/)

 

 

・Ubiquitous Network Frameworkについて
Ubiquitous Network Framework は、ユビキタス社が開発、提供する、Non-OS向けに提供可能な簡易的カーネル機能を含む各種プロトコルスタックで構成されたソフトウェアプラットフォームです。ネットワークデバイスや通信モジュール開発に最適化しており、非常に少ないハードウェアリソース上で高いパフォーマンスを実現し、あらゆるデバイスで必要となる通信機能の実装をサポートします。
製品詳細: https://www.ubiquitous.co.jp/products/network/os/nf/

 

・Blue SDKについて
Blue SDKは、株式会社エーアイコーポレーションが取り扱う、世界標準規格の近距離無線通信技術“Bluetooth”を実現するOpenSynergy社の組込み用Bluetoothプロトコルスタックです。これまで多くの製品に搭載された実績を持ち、お客様が容易にアプリケーション開発を行えるように設計され、最新バージョンのBluetooth SIG仕様書に対応、認証済みで安心して利用できます。
製品詳細: http://www.aicp.co.jp/products/xaccess.shtml


・ユビキタス・AIコーポレーショングループについて
2017年4月、ユビキタス社によるエーアイコーポレーション社の子会社化に伴いグループブランド名称として新たに設立。「Ubiquitous Network Framework」や「Ubiquitous QuickBoot」など自社技術をベースとした「小さく、軽く、速い」組込みソフトウェアの企画、開発、販売実績を持つユビキタス社と、30年以上にわたり、BluetoothスタックやBIOS、ソフトウェア品質向上ツールなど、海外の先端、かつユニークなソフトウェア製品を輸入、販売する技術商社のエーアイコーポレーション社が、両社の取り扱う製品と技術を組み合わせた高付加価値かつラピッドな組込み開発を可能にするソリューションを提案することを目的として活動しています。

 

 

■株式会社ユビキタス
https://www.ubiquitous.co.jp/

 

■株式会社エーアイコーポレーション
http://www.aicp.co.jp/

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